「あっという間。しかし…」マイティ・ソー ダーク・ワールド 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
あっという間。しかし…
今作、とにかくあっという間。111分が90分に感じます。
スケールも少し上がり、入れ方に賛否両論別れると思うが、笑いが増えた。
アベンジャーズからの小ネタもあり、ファンならニヤリとさせられると思います。
アクションシーンも工夫を入れていてワープ、そしてワープしながら戦うアクションシーンはなかなか楽しく新鮮でした。そして、殴られた後、いちいち飛ぶのはドラゴンボールを彷彿させる。
ロキの策略やキャラクター性で展開におもしろさを加えていて飽きずに見れます。
しかし、ストーリーはしっかりしているが、どこか物足りなかった。
それはテンポは良くてコメディの部分が増えたのは良いけど重力異常の部分にちょっと時間を使いすぎて悪役との戦いにあまり盛り上がりがなく、悪役の魅力も今一つで終わってしまったのが原因。
あんだけ強かったのに急に弱くなっていたし、ご都合主義があったのも気になってしまった。
あとロキの方が魅力的になってしまってソーの存在がちょっと薄くなっていたのはちょっといただけない。
しかし、面白いのは変わりないので未見の方はオススメです。
あのエンディングロール中の映像はどういう風にアベンジャーズに繋がるのか楽しみです。
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