劇場公開日 2014年2月1日

  • 予告編を見る

「なるほど、ソー来ましたか~」マイティ・ソー ダーク・ワールド ヴァルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なるほど、ソー来ましたか~

2014年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

映像、アクション、スケール感は前作より大幅にパワーアップ。
しかしその分、展開やストーリーが大味になり過ぎて、もし「マイティ・ソー」シリーズじゃなかったらかなりのマイナス要素になり得るところでしたが、このシリーズに関してはむしろ逆にこのぐらい大味で良し。
笑い所、泣き所のツボもしっかりと押さえ、エンターテイメント作品としても続編としても十分楽しめる内容に仕上がっていたと思いました。

ちょっとノリが軽すぎた部分はあったと思うので、その辺でかなり好みが分かれそうな気はしましたが、私はこう言ったノリは大好きなので、結構笑い所がツボに嵌りました。
特にジェーン、助手のダーシー、助手の助手であるイアン、そしてエリック博士達による地球パートの笑いが思いっきりツボでしたよ。
ダーシーは前作以上に味のあるキャラになってましたね。
これを機に、カット・デニングスにはもっともっとブレークしてもらいたいものです。

ソーとジェーンの恋の行方の方も見応え十分でしたね。
しかも再会のシーンではまさかのアレが出たり、ロキにもソレをお見舞いしたり、やっぱりジェーンは最高です。
このシリーズはナタリー・ポートマンが出演していることで内容以上に格が上がっている気がしてならないです。

後は何と言っても、と言うかこの映画の一番の見所はソーとロキの共闘作戦でしたね。
あのソーと、あのロキが一緒に戦うと予告編を見て知ってから、一体どうなるのか興味津々でしたが、期待を裏切らない素晴らしい展開に思わず大興奮でした。
一瞬たりとも気を許せないような危険な関係だからこその興奮、そして感動。
しかもただの感動だけでは終わらなさそうな不敵なラストを見ると、今後まだまだ楽しめそうな予感ですね。

ヴァル