「ミートボール」天使の分け前 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
ミートボール
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ではなく、ハリー、良い味出してるなぁ…。
こういう人の良い、面倒見の良いおじさん、世の中必要だよね。
そんな役に敵役である。
敵が多く、彼女の父親にまで追い出されそうなロビー。
暴力的な過去を持ち、そこからどうやって更生するのか、ハラハラしながら観ていた。
生まれたばかりのルークと悲しい別れがあるんじゃないかと。
しかし、しばらくは働かなくても生活していけたのか?その辺の描写がちょっと雑かな。
ウイスキーに魅せられた、というところも、もう少し丁寧でもよかったような。
あと4人が仲良くなるのも、社会奉仕を一緒にやったから?そこも物足りなかったな。
最後にハリーへ、感謝の気持ちとしてボトルを1本プレゼントする。
それはもちろん出所がわかったら心境は複雑…なはず。
しかし、搾取ありきの不平等な社会が間違っていると言い続けている監督にとって、これは犯罪ではない。ハリーは手放しで喜んだ、としているのかも。
監督の作品の賛否が分かれるのはここかもなぁ、と思った。
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