「シナリオ道」ばしゃ馬さんとビッグマウス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
シナリオ道
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麻生久美子が元彼に体を求められて「そんなことされたら本当に好きになっちゃうよ」と言うと、彼がすごすごと引っ込む場面がリアルで最高に切なくて面白かった。
主人公が簡単に成功するような話でないところがとてもよかった。
脚本家を目指すならコンテストもいいけど、映画の製作会社に入って下働きを懸命にして、プロデューサーや監督と信頼関係を築いて取り組んだ方がいいと思う。最初はお金にならないような仕事かもしれないけど、それは実力次第だし、現場を知っていて書いたシナリオは重宝されるはずだ。しかし、コンテストで賞を取るという道は才能一本で勝負している感じがしてとても魅力的だ。
また、他の仕事に本格的に携わって取材するのもいいと思う。なるべくドラマチックで人間的な関わりが多くて、かつ絵になる業務がいいと思う。
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