怪盗グルーのミニオン危機一発のレビュー・感想・評価
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ミニオンの主役泥棒
2010年のヒットアニメの続編。
世界中で前作を上回る大ヒット。すっかり人気が定着した。
反悪党同盟にスカウトされたグルー。同時に、子分のミニオンたちが何者かに誘拐され…!?
ひねくれ者だったグルーと少女の交流がメインだった前作に対し、今作では、女性が苦手なグルーの天然美人捜査官とのロマンス、前作以上にミニオンの活躍にスポットが当てられ、キャラクターの魅力をより掘り下げた内容。
前作よりドラマ的にはちょっと物足りないが、キャラクターたちがとても魅力的なので、充分楽しい。
やっぱりどうしても、ミニオンたち! キュートさ&ユニークさ全開! サブキャラなのに、主役のグルー以上の存在感。グルーから主役の座を“泥棒”しちゃった!?(笑)
吹替版で鑑賞。
鶴瓶のグルーは大分慣れて来たが、ルーシー役の中島美嘉は…。
今作でルーシーは“ファミリー”となり、「3」が作られたら引き続き登場するだろうが、吹替でまた中島美嘉が担当するかと思うと…(^_^;)
まあ、ミニオンの活躍がまた見れたらそれで良し!(笑)
ミニオンを見ているだけで癒されます
さすがに前作ほどのインパクトは感じられませんでしたが、何だかんだでほのぼの楽しませてもらいました。
まあストーリーに関してはいまいち主軸がはっきりせず、あれもこれもと詰め込み過ぎて成功とは言い難かった気もするのですが、このシリーズはミニオン達がチョイチョイ微笑ましいボケを披露してくれればそれで良しなところもありますから、このぐらい薄めのストーリーの方がよりミニオンの魅力が引き立って、逆に良かったのかもしれませんね。
とにかくこの映画は、ミニオンの可愛さに尽きる映画だったと思いました!
個人的には、前作で心掴まされた3姉妹とグルーの絡みをもっと増やして欲しかったところもあったのですが・・・まあグルーとルーシーの恋物語も思いのほか悪くは無かったですから、これはこれで良しとしましょうか。
まあ何にしても、前作同様見終わった後のほっこり癒され感は半端じゃない映画でした。
グルー(笑福亭鶴瓶)・・・前作時は最初どうにも鶴瓶の声に違和感を感じてしまい、なかなか馴染めませんでしたが、いまとなっては鶴瓶以外は考えられないぐらい、見事に一体化した印象です。
ルーシーとの恋も、最初は気持ち悪いと思いつつも、終わってみればいつの間にか応援している自分がそこにいました。
何とも不思議な魅力を持ち合わせた主人公ですね。
3姉妹(芦田愛菜、他)・・・今回は前作ほどの活躍はなくてちょっと残念でしたが、マーゴのほろ苦い初恋物語はちょっとした見所でしたね。
それにしても、相変わらずアグネスは可愛らしい!自分が親だったら、何でも買ってあげたくなってしまいそうです・・・。
ミニオン・・・バナナ好きとグルーに忠実以外は全く謎の生物ですが、その謎さ加減がたまらなく好きです。
今回は前回より出番増で、笑いもパワーアップしていたのが嬉しかったですね。
ルーシー(中島美嘉)・・・最初は中島美嘉のモノマネをしているミラクルひかるなのかと思っていましたが、ご本人だったのですね(笑)
キャラも声も最初は違和感アリアリでしたが、グルーとの恋が進むに連れて妙に可愛く見えてきたところも。
ネファリオ博士・・・あの鉄板ネタは微笑ましかったですが、ちょっとキャラにブレもあってか、あまり今回は印象に残らずでしたかね・・・。
エル・マッチョ(中井貴一)・・・顔、体型、髪、胸毛、何とも強烈なキャラクターでした。
その割にはそれほど印象には残っていないのですが・・・。
それよりも、後で声が中井貴一だったと知って、そっちの方にビックリでした。
エル・マッチョの息子・・・カッコイイのか気持ち悪いのかちょっと微妙な線。
イメージ的には河村隆一に成りきれなかった狩野英孝。
エル・マッチョの番鳥・・・何気にツボでした!
ミニオンとセットで観察していたいかも。
今度は何やらミニオン達のスピンオフ映画が作られるらしいので、まあいつになるのかは分かりませんが、楽しみに待ちたいと思います。
前作超えとはいかないが、ファミリー映画としては流石!の出来
2010年に大ヒットを飛ばした『怪盗グルーの月泥棒』。
その続編が遂に登場!
悪事から足を洗い、三姉妹のパパとして奮闘していたグルー。
そんな彼の腕を買い、正義の組織『反悪党同盟』がある重要な
任務を持ち掛けてくる。久しぶりに舞い込んだハデな仕事に
浮き足立つグルーだったが……みたいなアラスジ。
まずはグルーや三姉妹やミニオン達をまた観られるという
だけでも前作のファンとしては嬉しい。
序盤から良いパパっぷりを見せるグルーがお茶目。
おてんばな三姉妹も元気いっぱい。
相変わらず無垢なアグネスの優しさにも泣かされる。
(「大人にならんといてや」ってセリフ、素敵だよね)
ややテンポが間延びしているものの、カラフルで笑えるシーン
満載で、今回も3Dの楽しさを存分に引き出した映画になっていた。
また前作は親として成長していくグルーが描かれていたが、
今回はグルーの恋物語が描かれる。これがまた純情でいじらしい(笑)。
ただ、ちょっと今回僕は期待値を上げすぎていたかも
しれないかなあ。個人的には前作ほど感動はできなかった。
恋に臆病なグルーに笑いつつ温かい気持ちにはなれるのだけど、
メインのエピソードに対して割合が不足し過ぎたのか、
展開がかなりの急ぎ足だった点が惜しまれる。
ストーリー自体についてもあまり煮詰まっていない気がする。
なぜミニオンを誘拐するという点は結局あまり説明らしい
説明もされず拍子抜け。
ネファーリオ博士の一連の行動もいちおう理由はあるのだが、
最後の“解決策”も含めてあまりにも都合が良すぎて興醒め。
エル・マッチョが潜伏していた理由やカツラ店にPX-41があった
理由、マーゴの初恋なども消化不良のまま終わってしまった感じ。
『まあ子どもなら気にならない部分なのかなあ』と思いつつも、
物語やキャラの細部で引っかかりを感じてしまう内容だった。
もう少ししっかりストーリーやキャラを練って欲しかった。
子どもを笑わせつつ大人の心にも響く物語だった前作に対し、
今回は“子ども向け”という域を抜け出せなかった感が強いかな。
ただそれでも、子ども連れで楽しむ映画としては相変わらず
素晴らしく、子ども達のキャッキャと笑う声は始終絶えなかった。
3Dでピロピロ笛やシャボン玉が飛び出すエンドロールでは
もうみんな大喜び。なんだかんだでこういう映画は
やっぱ映画館で観るのが一番だと思えます。
以上!
うだつの上がらない独身の兄ちゃんとしては3.5判定だが(笑)、
子ども連れで観るなら4.0~判定くらいでもいいかも。
ファミリー映画としては流石の出来でした。
〈2013/9/21鑑賞〉
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追記:
声優についてちょっとだけ。
グルーと共に事件を追う暴走気味の捜査官ナタリーのキャラは
ポジティブでトコトンとぼけてて楽しい……けど……
同郷の方なのであまり言いたくないが、中島美嘉の声はイカン。
セリフは聞き取りづらいし声の抑揚もイマイチ。
声優の良し悪しを語れるほどに詳しくはない自分だが、
歌手だから声優も上手いとはやっぱ限らんものなんだろうね。
うーむ、日本版イメージソングを歌ってますとかそういう
事情がある訳でもないのに(そんなビジネス判断もイヤだが)、
一体どういう経緯で彼女を起用したのかしら。
あ、彼女のフォローにはならないが、線の細い中井貴一は
どっしりキャラのエル・マッチョに意外とハマってました。
声優が…
とにかくミニオンかわいい!
大人から子供まで楽しめるちょっといい話
先行上映で鑑賞。
定番ストーリーのお約束をうまくまとめてある。展開に無理もなく変な複雑さもなく素直でわかりやすいのに、各シーンの作りが非常に上手で、途中で飽きないように丁寧に仕上げてある。
キャラクターの表情も動きも大きくわかりやすく、目的も行動もはっきりしてるので悩みどころも違和感もない。
ミニオンが謎言語しかしゃべらないのに、全てを行動で表しきっていて素晴らしい。
ミニオンの衣装芸ににやにやしてたけど、最後の最後でふいた。
あのシーンのガンシューティングやFPSゲームがあったら楽しそう。
などなど、全編通して楽しさが詰まってる。
他の声優に比べて、鶴瓶の演技が微妙だけどまあそれはわきに置いといて。
すばらしい、いいですこれ。
子供向け?とんでもない、大人でも楽しめますよ。
頭空っぽにして楽しめばいいと思います。
子供たちの笑い声で楽しくなる
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