箱入り息子の恋のレビュー・感想・評価
全28件中、1~20件目を表示
中盤までは良い、終盤は見てられない
市役所勤務13年の星野源演じる主人公が、盲目の9歳年下の女の子と恋をする話。
星野源のモテない地味公務員はなんか、リアル。見た目というかオーラが人を近寄らせない、面白くなさそうでモテなさそうなのを表現している。
夏帆の演じるヒロインは盲目でなければモテたであろう、可愛らしい女性。
そんな2人が、親同士が参加する婚活によりお見合いをすることになり、愛を育む。
純愛のときは応援できたけど、ベッドシーンで気持ち悪くなり、終盤の主人公の行動にドン引き。結末は気になるから、携帯いじりながら流し見しました。
職場で突然奇声を上げるのはどうかと思うし、二階によじ登ってからの彼女の家(下に彼女の両親いる)でのベッドシーン…もう見てられない…
ヒロインも、いくら男性経験ないからって、こんな男でいいの?と思ってしまった。
役者がみんな良かっただけに残念なストーリーでした。
夏帆らしい
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ゲームしか趣味のない公務員が親の説得を受けてお見合いをする。
しかし真面目だけが取り得の主人公に相手方・夏帆の父親は反対。
夏帆は目が見えず、昇格経験すらない男には無理だと思ったのだった。
しかしその後主人公と夏帆は会い、まさかの吉野家へ。
そんな折主人公が事故で入院、夏帆の目が見えないのも原因だった。
主人公の母は激怒し、二人は別れさせられた。
時は流れ、主人公が吉野家へ行くと夏帆が一人で泣きながら牛丼食ってた。
それを見て我慢できんくなり、夏帆の家へ不法侵入し、肉体関係を持つ。
それが夏帆の父に見つかりボコられ、二階から落ちてまた入院。
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いつもの通り、夏帆は気丈で強くピュアな役がよく似合う。
それにしてもテーマが難しい、おれならどうしたやろ?
いくら夏帆ほど可愛くて性格が良くても目が見えないとなあ・・。
楽しいことばかりしたい性格でもないし、
弱い者の味方でいたいと思ってはいるが、それでもなあ。
やっぱり苦しみを共有して上げるにはそれなりの覚悟が必要や。
よっぽどその人を好きにならないと、結局は時間が破綻させるだろう。
自分がそれに馴染める男なのかは、その環境にならないと分からない。
コミカルな映画を期待するとガッカリかも
主人公をあんなに病的な風に描かなくてもよかったのでは。(見合いの後のシーン、牛丼屋以降のシーン)
あと、最初のキスを母親が見ていたシーンも・・・。
普通の青年の話を見たかった。
吉野家の号泣
テレビ大阪「シネマクラブ」を録画して鑑賞。
最近本作みたいな雰囲気の映画を観ると、普段血生臭い作品を観ていることが多いせいか、心が洗われる気がします(笑)。
星野源にこう云う役をやらせたらやっぱり天下一品だと思いました。童貞臭がハンパない。神経質でコミュ障、恋愛には奥手。でもやる時はやる男。まるで平匡さん(笑)。
お相手はみくりさんではなく奈穂子さん。彼女との恋にほっこりさせられ、微笑ましく見ていましたが、奈穂子さんの父親の妨害で暗雲が…。健太郎の大怪我にびっくり!
吉野家での号泣にもらい泣き。クライマックスの健太郎の疾走でさらに涙。恋によって人はこうも変われるのか、と…。愛の力は偉大だ。その後の転落にはぼーぜんでしたが(笑)。
※修正(2023/03/27)
気色が悪い。これに尽きる。
もうね。キャラの行動、発言音楽演出まで全てが気持ち悪い。人間は自分が理解できないものには恐怖を感じるって本当なんだなあ。
ラストなんか意味不明ですよ。何なの?何でせっかくあったのに再開の言葉もなくディープキスからセックスに持っていこうとするの?それにしたに家族がいること知ってたでしょ。なのに何でセックス。彼女をTENGAかなんかと勘違いしてる?
いいたいことなんて山ほどあるけど文が支離滅裂になると思うのでこれでおしまい。
夏帆さんの演技が上手いのでこの点数です。
見た目駄目な奴には見えない女性じゃないと駄目なのか
笑えた。
星野源のド近眼眼鏡最高。
夏帆の透明感、最高。
35年間抑えに抑えた性欲が大暴走。
逆に眼の見えない女性はいくら綺麗でもさえない男じゃないと駄目なのか。
その辺釈然としない。
そうだ、傘に名前貼っとこう。
夏帆さんが素晴らしかったのにラストの展開が残念
健太郎の面影を探すように、吉野家を訪ね涙する奈穂子。
ここまでは好きな世界観で良かったのに。
職場で突然大声をあげ、奈穂子の家の壁によじ登り、カエルの鳴きまね。
もうほとんど異常者じゃん。
奈穂子の父親に見つかった時には、健太郎が刺し殺すんじゃないかという展開を予想したほど。
障がい者の奈穂子を守っていけるような男気を見せつけるように、健太郎には玄関からの正面突破で奈穂子を奪って欲しかった。
最後に点字を覚え、障がい者に寄り添う姿を見せた健太郎と、その手紙を見た奈穂子の笑顔だけが唯一の救い。
映画デビュー作という星野源さんは「逃げ恥」といい、内向的な人物を演じたら流石に上手い。
そして、本作の最大の功労者は夏帆さん。
障がい者で、健太郎を一途に想う女性を見事に演じきっていた。
「海街diary」の4姉妹の中で、一番自然な演技が出来ていたのも夏帆さんだった。
大杉漣さんを始め、両家の両親を演じた役者たちも良かったから、余計にラスト近くからの展開が重ね重ね残念。
視覚障害者の役の夏帆がかわいい
主だった登場人物、全員に存在感がある
息子の親は平泉成、森山良子、娘の親は大杉蓮、黒木瞳
箱入り息子と訳アリ金持ち美少女版のロミオとジュリエット
この監督、
食卓や部屋の場面だとぐっと世界観と見てる側が近くなる
食べるシーンがうまいよな
映像はいつも黄色みがかってる、昭和みたいな色味
サクサク見れちゃう感じが軽くていい
だからなのか外のシーンがまぁまぁあるのに
スッキリした映像にはならないね
雨のシーンも良く出てくる
雨にムラがあるのが気になったけど
雨のにおいが好きって言ったセリフが良かったな
冒頭、親同士がお見合いして本人不在ていまどきだなぁと
物語の最初はすっと入れました
たいしたトラブルもなくおつきあいまではいくのだけど
そっからが大変
2回もけがしちゃって、2回目は足が・・・
後半からのドタバタの脚本が乱暴な感じがしないでもない
2回目だから許されて最後の点字のお手紙のシーンも効いてくるのかな
引けば引くほど飛んだ時遠くに行けると思うので
最初の主人公の鬱屈した日常の部分をカエルとゲーム以外でも
もうちょい長く心理的なところも加えて描けば
ラブストーリーのところが映えるかなぁなんて
星野源と夏帆が良かったので3.0です
残念!
とにかく残念だった。
というのも、キャストも合っていたと思うし演技も良かったと思うが、脚本が雑だと感じた。
まず展開がベタベタのベタ。身分違い+障害というハンデのあるカップルが両親に認めてもらえず…というよくある話。まぁベタであることにはそこまで問題はないが(分かりやすいので)、ラブコメなのかラブストーリーなのかすこく曖昧。限りなくラブストーリー寄りではあると思うのだけど。こういった純愛を描いたものにコメディ要素を入れるとするならば、「なおこが吉野家で泣きながら食べていたのに対し感極まり健太郎がなおこと叫んだ時にはすでにいなくて周りザワザワ」というシーンくらいの感じでいい。のに、最後のシーンで全裸でベランダから落ちるみたいな盛大なコメディ要素を入れたのは無意味でしかない。しかも健太郎はそこまでしたのに結局2人の関係性は曖昧で終わったし。
ラブコメに振り切るなら振り切って欲しかったし、しっかり純愛描きたいなら最後ハッピーエンドならハッピーエンドで2人が結婚するなりして欲しかった。
要は全て中途半端だったってことですな。
夏帆と源ちゃんカップルはすごくお似合いで見てて微笑ましかったし、何より夏帆が可愛かったので、ストーリーがしっかりしていれば…と、よりいっそう残念だった。
純愛♡
人とコミュニケーションを取るのも苦手で、もちろん恋愛下手、貯金が趣味の星野源と盲目の夏帆ちゃん。
親の代理お見合いで交差するも、夏帆ちゃんの父親が反対。…ってそのお見合い写真なぜ選んだ?!と笑ってしまうところもあり。
その後、たまたま雨の日に傘もささずに車を待っている夏帆ちゃんに星野源が自分の傘を手渡すことから恋が始まり…
夏帆ちゃんの母親、黒木瞳によりお見合いが実現。
そこでも夏帆ちゃんの父親の猛反撃で破談かと思いきや…
黒木瞳の力添え、夏帆ちゃんの強い想いによりこっそり再会し、ゆっくり順調にふたりの恋は実っていき…
でも父親の反対は相変わらず。
父親の抗争中に夏帆ちゃんが車に轢かれそうになったのを星野源が守り、自分は交通事故。
夏帆ちゃんの父親だけでなく、自分の母親からも反対されしばらく音信不通となるけれど…
以前一緒に行った吉野家で健気にひとりで牛丼を泣きながら食べる夏帆ちゃんに星野源の熱意が復活。
その想いを抑えきれず、人生で初めて会社を早退し、夜這いをする…
↑ここのシーンだけ、オイオイ!ってツッコミどころ満載でそれまでのホッコリとはちょっとなんか…だけど笑
ウケ狙いすぎ???
結果、全裸の中父親にバレて殴られまた抗争(そりゃそうだ)。
2階ベランダから転落し、またも入院。
でもその間に点字で夏帆ちゃんと文通を続け…
結局どうなるのかは観ている人に想像してもらう感じだけど、結果ほっこりした気持ちになれた。
星野源も夏帆ちゃんもハマり役ですごく良かった!
夏帆ちゃんが可愛すぎる♡
甘酸っぱ~いと思いきや
健太郎と奈穂子のお見合いから連なる家族のドラマでややオーバーな表現はあるものの、下手にリアルに作られて観る側に耐える事を強いるよりは良いと思う。
健太郎は普段抑えているせいか、奈穂子父に見合いの場で罵られた後、帰宅して部屋でメチャクチャ暴れた姿は驚いたが、好きな女の前でこき下ろされたら腹も立つだろうから、男としての意地が出せるようになったと云うことで成長か。
両者の関係が社長令嬢とうだつの上がらない市役所職員、視覚障害とコミュニティ障害と現実ではミスマッチで出会わないと思う。
ただ、そう言った娘や息子を持つ両親の気持ちがよく分かる演出は多い。
特に奈穂子父は過保護な印象が強かった。奈穂子父は自分を凌ぐような強い男でないと奈穂子を守れないと思い込んでいる頑迷さ故に娘の想いと健太郎を理解出来ないのが悲しい。
健太郎も奈穂子を庇っての事故は演出としてやり過ぎかと思う。
一旦別れた後、奈穂子が牛丼屋で健太郎を思い出して泣き、それを後ろから付けていた健太郎も牛丼屋で向かい合って泣いて、叫んだ時には彼女が店を出てるのには少し笑った。
この辺りまでは問題ないと思ったがラストはなぜこんな雑な事になったのか?意味がわからない。
カエルのように壁登りをさせカエルの鳴き真似をしたまま、恋を成就させてハッピーエンドにしなかったのには疑問が残る。
わざわざ、濡れ場?をやらせて、親に発見されるとかギャグに走るのか?奈穂子父も事故の経緯を含めて考えれば殴りすぎだし。
再び入院してギプスに包帯の姿で点字の手紙を打つ姿と読む彼女で物語は締め括られるが、箱入り息子が恋に恋して、今までの姿を捨てがむしゃらに突っ走った結果があのラストでは居たたまれない。
飼っていたカエルに合わせて、水槽から飛び出した演出入れるなら、もっとまともなハッピーエンドで終わらせて欲しかった。
ラストで一気に評価を下げる内容でした。
父親の反対を押し切るのは命がけ
『箱入り息子の恋』(2013)
星野源と言えば、若いのに脳疾患になってしまったあたりから認識したが、復帰後、ヒット曲を連発し、テレビドラマでさらにブレイクした、蓄積はあったからだろうが、急激に知名度が高まった人だと思うが、この映画は2013年。脳疾患になってしまった頃か、社会的にもそう目立つ頃では無かっただろうし、この映画の役柄が酒タバコもギャンブルもせず、役場の記録課で13年。ひたすら貯蓄に励み、女性交際も飲みにもいかないという役柄。カエルがペット。黒縁の四角い眼鏡をかけているから、地味に地味。その後、草食系というような言われ方もしたかも知れないが、そうした人物は実際にもいるだろうし、そうした息子への両親(平泉成、森山良子)の心配から、代理見合いというのか、親同士が会って子供の見合い相手を探して来るというのをして、息子(星野源)は盲目の娘(夏帆)と見合いする。娘の父(大杉漣)は地味でやる気がないと思うような息子が気に食わなくて、見合いの席でも息子を批判し通して、息子の母は頭に来て出て行こうとするが、息子は冷静に、娘の気持ちはどうなのかを相手の父に語る。芯があるじゃないかと思わせるが、帰宅後に自分の部屋を怒りで滅茶苦茶にして泣くシーンは凄まじい。星野源の当時の病気と、この映画の撮影の兼ね合いはどうだったのだろう。下手をすると遺作になってしまったかも知れないのに。その後ブレイクしてしまったというのに。しかし娘の母親(黒木瞳)の配慮で、不器用な男と目の見えない女は初デートをする。女は目が見えないから、エスコ―トするのだが、いちいち遠くの車で待つ娘の母親に、手をつないでいいかと食事に行くのを伝えて了承を得てから行く。しかも食事の場所は吉野家だ。不器用な男が目の見えない女へのエスコートがぎこちないがほほえましく、牛丼が食べたくなる。男は立ち食いそばやにも女を連れていったりする。電話したり。楽しそうな二人である。調べたら夏帆は『ピンクとグレー』のヒロインらしく、一度観たはずなのだが思い出せず、この映画で認識するかも知れないが、目の不自由な役柄で難しい役柄だと思う。遠くの車からそれを見守る母親。男は勇気を出してプロポーズした後で、キスシーンとなるが、これも不器用に初々しいシーンなのだが、結婚を目指すとは言え、開きすぎるほど開いた日本社会の現状ではこうした事にもなるだろうか。母親はにこやかにみていた。ともかく、受けたこともない昇進試験を男は女のために受けることにさえする。見合い以前に、雨の中で偶然に男が女に傘を渡して去るシーンがあった。母娘はそれを見たり、声でわかっていたり、そういうこともあった。こうした純愛への経過を生きる男女がある一方で、とんねるずの石橋貴明の娘が、役場の後輩なのだが、酒に酔って、歩道橋の上だったか、「あたしがヤリマンなら、あの女も男もみんなヤリマーン」と叫ぶシーンがあるが、そうした浮遊した恋愛事情を風刺した場面かも知れない。しかし、女性のほうも了承したというか、女性のほうも望んだのだが、もっと知りたいというので、ホテルに行ってしまう。
こうした婚外交渉を不器用な男女でみせて良いのかという疑問を持つのだが、二人は結婚するつもりのケースではある。しかし婚外交渉をして別れてしまうケースも多々あると思われ、婚外交渉を含める映画は私は価値は落としたいと思う。それを美しくみせようとするのは二重に悪質な気もする。だが、母娘と息子は楽しくデートして過ごすが、父親に見つかる。そこで息子は地面に土下座する。娘も地面にひざまずく。これはもう地味でおとなしい男と違う迫力だったが、父親はわからづやで息子を突き飛ばして、母親に頬をはられる。母親が父親に陰でこそこそしているのはあなたじゃありませんかと揉める。そうしたら娘が来た車に轢かれそうになるのを男はかばい車に轢かれて、男の大量の血が頭から出るのだが、星野源にしてみれば、脳疾患していた頃かも知れず、本当に、運命の不思議を感じる作品かも知れない。病院に渋滞の娘と両親が見舞いに行くと、今度は、息子の母親のほうが、「あなた耳まで悪いの」と娘に辛辣な言葉をかけてしまう。娘は泣きだし、両親は部屋から娘を連れ出す。こうした悲劇になる前に婚外性交してしまうのは、やはり危険だと思わせる。だが二人の恋愛は本当で、娘が部屋の外で雨に濡れるシーンはそれを語る。娘の母親は二人を結び付けたいが、父親はこれで終わりにするときかない。男は助かる。車いすで女に電話するが、繋がらない。一体どういう結末になるんだろう。息子はまたゲームをしていて、父親が「また、元のあいつに戻っちまったな」と言い、息子のほうの父親は理解があるが、息子の母親のほうが、娘の父親同様に、子供を構ってしまうのだった。この映画では、子供同士だけではなくて、
それぞれの両親に起きる確執も描いた。自暴自棄が諦めになったようなところを、石橋貴明の娘が演ずる後輩が、諦めるんじゃないとはっぱをかけ、男は雨の中、松葉杖がすべり、大の字で塗れたりするが、体調に重ねて、一人の異性との出会いはそこまで大きく、杖がとれたところで時間の経過が表されるが、偶然、一人で杖をついて歩いている彼女を見つけ、後ろをつける。彼女は一人で吉野家に入る。それを男は見る。男も離れた向かい側に座り、同じものを頼む。声を出さずにメニューを指さして注文する。ここはなんだか泣けてくるシーンである。女は牛丼を食べているうちに泣いてしまう。泣きながら牛丼を食べる。両端の男性が声をかけないのも変な展開だが、
向かい側の男もつられて泣いてしまい声を上げてしまう。こんな偶然はドラマでないとあり得ない確率は相当高いのだろうが、泣いているうちに牛丼屋で彼女の名前を叫んでしまうが、そこで客は誰もが驚いてみる。既に彼女は牛丼屋を出た後だった。そして、父親が迎えに来てしまった。午後の役場でも感情が爆発してしまった男は、役場内で叫んでしまう。そして上司に、13年間真面目に勤務してきたが、とても大切な用事が出来たため早退させてくださいと言って職場を飛び出す。これも仕事とは何か、パートナーとは何かを考えてしまう。男は走り、全力で走り、叫びながら走り、フェンスをよじ登り、あたりは夜になってしまっていたが、彼女の家へとやってきた。倒れてワイシャツは土だらけ。汗だく。すごい映画になってしまうのだが、彼は柱をよじ登ろうとし、彼女の部屋の2階に行こうとする。怖い映画になってしまった。よじ登ったまま、以前デートで披露したカエルの鳴きまねをすると、彼女は窓を開けてベランダに出る。彼女は目が見えないが、カエルの鳴き声の音のほうに行く。この2階へのよじ登りで彼女が手を差し伸べ、引っ張り上げるシーンは異常なのだが、すごいことに2階に到達する。男は体力の限界を突破したこともあり、恍惚の表情を浮かべ、このシーンもどうかと思うが、二人が性行為するシーンとなる。なんだかわからない野生の展開になってしまうが、喜び合う二人に娘の両親は「なにか笑い声が聞こえなかったか」と振り向く。こんなにこじれてしまったのは、娘の父と息子の母のせいでもあるのだが、全裸で立ち上がった息子に父親は暴行を振るう。ここまでして父親は反対するのか。男はそれでも全裸で立ち上がる。後ろ向きなのでチ〇ポは見えない。ところが、一瞬の感覚の違いで、女と手が繋げられず、男は1階に自ら転落してしまった。男はまたしても死なず、再入院していた。このかなり危険な命がけのアプローチに、娘の父親も、息子の母親も折れたのだろう。男が入院先で打った点字の手紙をなぞり、女は微笑む。とにかく奨励しないが、婚外交渉するくらいの相手とは命がけになるものだろう。希望は残した作品としておこう。
可愛かった
面白いお話、気楽に見られるかな~と思って見始めましたが、思いのほか考える部分もあった。
夏帆の雰囲気が、本当に見えないように見えました。
結婚出来たんだろうか…。きっと出来ないのかな。
障害がどうとかではなくて、親が最大のネックなのだなと心が痛くなった。
逃げ恥の過去に見えてくる。
何回事故にあうんですか。
生きてて本当に良かったですね。
危うく死んでますね2回とも!
しかも切ないにもほどがあります、家に不法浸入して、やってる最中に父親に目撃されてしまうは、やっべー!!!って声出るくらいやばかったですね。笑
素敵な恋だとは思いましたが、なんだかすごい壮絶ですね、この主人公。
なんだかんだで最後は生きてたし、てがみのやりとりできてるけど、どーせならしっかりお父さんに許可もらえて認めてもらえて結婚みたいなオチ期待してました。
お父さんから許可もらえたんですかね?
なんか最初見たときは、逃げ恥の過去の話みたいに見えて来ちゃいました。笑
きっちりとした性格とか話し方とか不器用な感じとか、めっちゃ逃げ恥の星野さんでした。笑
面白いというかなんというかって感じでした。
星野源さんファンは楽しめると思いますが、映画好きな方は、どーなんですかね。
幼稚
35歳と26歳の大人の恋愛に、
過保護な親がろくでもない理由で反対し、
それに主人公が奇天烈な行動で抗う話。
おかしな行動でもそれなりの理由があれば納得できるが、
つまらない偏見とか、単に子離れできていないだけとか、後先考えない異性への衝動とか
とても大人とは思えない思慮の浅い行動ばかりで、呆れる。
星野源(と夏帆)はよく映えているので、
彼ら目当てでファンが観るなら楽しめる作品だと思う。
途中からが残念!
サブカル女子に大人気?な星野源が主演のこちらの映画をやあああとみました。
ネタバレありなのでスルーしてちょ。
とちゅうまで…というか、
8割くらいまで見終わった時点では
これは…私の好きな邦画ベスト10に入るレベルで好きかも!!!!って思ってみていました。
事故るというエピソードが気にくわんかったけども、
最初のお見合いシーンの間合いとか最高だったし
なんせ吉野家で夏帆が号泣するシーンがとてもよかった。
一緒にボロボロ泣きました。
星野源の演技もよかったし
親たちのそれぞれの想いみたいなのも伝わって
なかなかうまくいかないもやもや感も味わえて
とってもよかった!
8割くらいまでは!
ラストの30分?20分?どうしたあれ!!!!笑
監督の遊び心にしてはひどすぎやしないか。
第一親がいる家でベッドシーンするの…か?
恋愛初心者すぎて気持ちの高ぶりとめれんかった…ということで
そこまではまあ、よしとできるけど
そこからのバイオレンスシーンはいらんかったよなあ。。。
そこまでがめっちゃツボな空気だったので少し残念。
人間の男らしさバカらしさ
健太郎の変化を楽しむ映画です。ただ仕事に行き、まっすぐ家に帰り、休みには家から出ずゲームをするだけ。そんな健太郎が奈穂子と出会ってからどんどん人間らしく、男らしくなっていきます。それがとても面白かったです。
一部の人は濡れ場が下品だ。とか
わざわざ会いに行って濡れ場かという意見がありますが、私はリアリティがあっていいと感じたし、監督は健太郎(男特有の)の男らしさ、バカらしさを表現しているんだと捉えました。 事故にあっても、奈穂子の父親に完全に反対されても、どうしてもどうしても奈穂子のことが大好きで大好きでたまらなくて会社を休んだことのない健太郎が、会社を早退してまで会いに行ってしまうというバカらしさ、男らしさが最低で最高でした。また何故濡れ場からリアリティを感じたのかというと、35歳で童貞だった人が奈穂子みたいな美人と出会ってしまったらそりゃ爆発しますよ(笑)それに対して下品とレビューしてる人はどうかと思います(笑)
この役は星野源じゃなければできなかったと思います。またみたいですね〜
涙の牛丼。
この市井監督が髭男爵の元メンバーであったことをあとで知り
それでお笑い系と思ったのは言うまでもないが(^^;、傷ついた
大人達を涙腺地獄へ追い込む描写は非常に巧い。今作の健太郎
のキャラが某ドラマの平匡さんと酷似しているのも何かの縁?
だろうか…星野源が絶妙な童貞男を快演。あまりのハマり具合、
相手役の夏帆の可愛すぎる仕草や表情、愛し合う二人がなんで
結ばれないの!?と腹の立つ展開がしつこいほど続き、後半は
ほぼロミオとジュリエットのパロディと化している。監督自身
ラブストーリーを中心に描いてるわけではないらしいが、そう
いってもあの牛丼屋チェーンでの感動場面は屈指の出来栄え!
涙に咽ぶ観客を尻目にどんどん話がしつこくコント化していく
後半は個人的には勿体ないとしかいいようのない出来で残念な
仕上がりだったが、簡単には結ばれない傷だらけの恋ならでは
の趣もある。予想し得ない展開に観客は飽きずに観終えられる。
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