劇場公開日 2013年6月8日

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箱入り息子の恋のレビュー・感想・評価

全84件中、81~84件目を表示

5.0全編ウルウルしっぱなし

2013年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

なんて心地いい映画なんでしょう! 観たあと、必ず優しい気持ちになると思います。
全編愛に溢れた映画でした。主人公のキャラも一歩間違えば漫画チックになってしまうところを、ちゃんとギリギリのリアリティで描いています。星野源のキモい部分も最高の加減です。そして夏帆の演じるキャラも、盲目の役をイヤミなく、可憐でずぅ~っと観ていたくなるほど上手い!
全ての登場人物に対しての監督の愛情を感じました。なので、観ている間、あまりに心地良く、目がウルウルしっぱなしでした。(年と共に、益々涙もろくなってきています)
親が子に思う気持ち、一歩踏み出そうとする二人、観ていて思わす声が出てしまうシーンもありました。
そして、幕切れもいいんです。最後まで描ききるのではなく、余韻を残して、もう少し先を観たいと思わせるニクい演出です。

親子でも、カップルでも、安心して観れる今年イチバンの邦画です。かなりオススメ!
こういう邦画をもっと量産して欲しい! アクションとか無理しなくていいからねー!!

※夏帆は、この作品といい、TVの「みんな!エスパーだよ!」の田舎不良娘(真逆と言っていいくらいの役)といい、器用な子だなあ。「コケッコー」の子がいつの間に・・・大人に。

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shinematsuyama

5.0観た後にどんどん広がる余韻

2013年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

実に丁寧に、作られている作品です。
主人公が毎日お昼ご飯に自宅に戻ってくるのを、
初めて聞くかのような父親が不自然というレビューがありましたが、
あれはあの日だけ普段は日中家にいない父親が、
息子の公開お見合いの為に仕事を休んだ?かで在宅していた為です。

主人公の職場の道具類がきっちり揃えられているのは、
几帳面な性格を強調したかったワケではなく、
極度の対人恐怖症の為に、同僚たちからへたにからまれない為に防御している姿の現れです。

上記は私の個人的な解釈に過ぎませんが、
丁寧に観ていけば、丁寧につくられているのが分かる作品だと思います。

原作があるようですが、監督、脚本と、
真剣にちゃんとした恋愛を経験してきた方が製作したのだと感じました。

同様に、誰かを真剣に愛おしく尊く想い、
祈るような気持ちで恋をした経験がある方なら、
この映画の良さが分かるはず。

コメディタッチな映画ですが、
胸が熱くなり、主人公同様に切なく苦しくなり、
そしてほっとして、嬉しくなる作品です。

是非、映画館で真剣に(笑)ご覧ください。

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momolenge

5.0久し振りに、観ないと後悔する映画に出会えた。

2013年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

文科系女子に人気の、今をトキメク星野源演じる草食系男子と、夏帆演じる目にハンデを抱えた美女の、ありきたりな恋愛映画か、と、あまり期待もせず映画館へ行った。

平日の昼間なのに、座席は満席。意外にも年配者やお一人様男性が多いのが印象的。

映画は序盤から引き込まれ、気が付けば手に汗を握らながら前のめりになっていた。
不覚にも泣きっぱなし、笑っぱなし!豪華俳優陣も魅せる魅せる!演出も小さなディテールまで拘っていて、とかく面白い。

柔らかな希望の光を残して物語は終わる。
あのふたりの恋の行く末は、観客にゆだねられていた。
スタートとゴールのはっきりした、分かりやすいハッピーエンドに成り下がらないところが、更に余韻を深める。うまい。

ノベライズ本は買わない派だが、映画の余韻が抜けず、健太郎と奈穂子に会いたくなって小説を購入した。

一人称で書かれていて、健太郎と奈穂子が入れ替わりに登場するので、映像を脳内再生しながら一気に読破してしまい、あろうことか再びこの映画を観たくなり、翌日再鑑賞。

再度鑑賞すると、もう一度、小説が読みたくなる・・・スクリーンに足が向いてしまう・・・恐ろしく麻薬的な作品である。

久し振りに他人に勧めたい映画に出会えた。

自信をもって言いたい。
この映画、観ないと後悔するよ。

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たけちよ

1.0他の映画観たほうがいいです。

2013年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

主人公の健太郎は毎日お昼には自宅へ戻り母の用意した食事を食べている。
毎日毎日決まった時間に。
なのに父親はその日初めてそれを見るかのような対応をする。
昨日定年退職して今日初めて昼間に家にいて息子のその様子を初めて見るという設定なら納得できるがそんな設定はない。

こんなふうに冒頭からおや?と思うシーンの連続。
ダメな理由をあげだしたらキリがないです。

時間がきたら昼食をしたり退社したり、デスクの上は神経質なほど整えられていたりと、きっちりしている性格を表現しているけどその性格はストーリーには全くいかされていなかったです。あと、カエルも。そもそも夏帆が目が見えないという設定もいかされていない。
あと、夏帆側の両親の子離れはできたの?

笑いの要素はいくつもちりばめられているので、お客さんはたまに笑ってましたが、他の監督ならその5倍は笑わせられたと思います。”間”が悪いです。そもそもお笑いを正面から考えたこともないので”間”というのを知らないんだろうなと思いました。

健太郎が全力で走ってるシーンだけがかろうじて映画になっていたような気がしました。

今の時期、他にもいい映画がたくさんあるので、まだ観てない人はこの映画選ばずに他の映画観たほうがいいと思います。

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サマーサマー