箱入り息子の恋のレビュー・感想・評価
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佳作に、ギリギリ届かず?
吉野家の号泣、坂道のダッシュシーン、二人が愛し合うシーンなど印象に残るシーンは多かった。
最後、もう少し上手くまとめられていたらかなりいい作品になっていたのに…とそこが非常に残念。
期待していた程ではなかった。
星野源は好きだが、真顔の暗い表情はちょっと気持ち悪かった。ストーリーは良かったが、いまひとつ期待していた程ではなかった。不器用な男が、美女に恋するなら『電車男』の方が面白かった。
ただ、夏帆が一人で吉野家の牛丼を食べながら泣くシーンは、もらい泣きしました。
超佳作(大好き)
名作を越える超佳作!
同級生の親友カップルを越えるかもしれないくらい、幸せを願わずにはいられないカップルの物語。
そして、近年稀にみる伸びのあるストレートラブストーリー。
星野源さんの旨さと安定感。そして、抜群、秀逸と言わざるを得ない夏帆さんのきらめき、可愛さ、可憐さ、それを出し惜しみなく演じきる演技力。
奇をてらわない丁寧な演出と脚本の救心力。
回りを固める役者陣のいぶし銀の怪演。
平泉成力(笑)
大杉蓮の偏見の憎たらしさ。(娘大切は理解できるけどさ)
黒木香の美しさ
森山良子の甘さ
どれをとっても、いい仕事をしていない人がいない(笑)
吉野家で見せる美しい涙にはハンカチ必須
こんな恋が出来たら、人生はそれだけで美しい。
しかし、この映画で感動しない女子とは付き合えない!
いとおしい作品がまた一つ、増えました。
結ばれて、一緒に幸せになってほしいなあ。
一緒に幸せに年をとってほしいなあ。
健全な二人の恋を邪魔するものこそ障害
天雫(あまのしずく)健太郎、35歳、市役所勤め。超が付くほどの真面目、几帳面。内気な性格故、35年彼女ナシ。
そんな息子を心配に思った親がセッティングした見合いで、盲目の令嬢・奈穂子に一目惚れし…。
春の陽気のような暖かな作風。
中学生…いや小学生のような初々しい二人の恋。
一歩間違えれば変質者になりかねないかもしれないが、不器用で一途な健太郎の健気な姿。
ほっこり、きゅんきゅん、クスッと笑えるハートフル作!
(少々シュールな展開もあり(笑))
主演二人の好演が映画をさらに魅力的にしている。
本作が映画初主演のミュージシャン・星野源がハマり役! 先に見た「地獄でなぜ悪い」もそうだが、何故かこういう役がよく似合う。
奈穂子役の夏帆は、異常なくらい可愛く撮られているッッッ!! そりゃああんなに大怪我しても忘れられないわ~。
恋した事で自分の殻を破る健太郎。
健太郎のサクセスストーリーであると共に、障害者との恋についてもそれとなく考えさせる。
順調だった二人の交際だったが、奈穂子の父が大反対、障害が立ちはだかる…。
結局その“障害”と言うのは、親の事。
紙切れ一枚で相手を判断し見下す親、子離れ出来ない過保護過ぎる親。
障害ある娘を心配する父の気持ちは充分分かるが、それはつまり娘を障害者として見ている事にもなる。
健太郎も“コミュニケーション下手”という障害者かもしれない。
しかし、見合いの席での緊張しながらの発言に、健太郎こそ最も誠実で真っ当な健常者であると感じさせた。
健太郎と一緒に居る時の奈穂子の幸せそうな笑顔。
クライマックスの健太郎の全力疾走。
二人の恋を温かく見守らずにはいられない。
星野源にはまり役すぎる
よかった!ほっこり感が星野源らしくてよかった‼︎
無表情の星野源が不気味すぎて最初引いたけど、なおこさんと近づくにつれて出さないようにしてた人間らしさがでてきて可愛らしかった。あんな風に好きになってもらえたら幸せだろうな。
ラブストーリーが苦手な人でも
私はラブストーリーとホラーは苦手であまり積極的に観るほうではない。
どちらも今の自分に必要がないからなのかもしれないが、なかなか主人公に感情移入することが出来ないのだ。
本作も始めは客観的に星野源さん演じる主人公を「あぁ、こういう人いるよねぇ」って感じで眺めていた。
しかし本作の優れているのは、この物語を個人と個人の恋愛ものにするのではなく、それぞれの家族と家族にまで広げたことだ。
これによって親の目線で観ることが出来、グッと物語に入ることが出来た。
結婚を意識するような恋愛とはそういうもので、個々が背負っているもの同士が結び付いていくのだ。
それが描けているから本作は地に足が着いたとても現実味のある良い話になっている。
そして親目線で観ていた私を一人の男目線に変えてしまうという、なんとも見事なシーケンスが用意されていたのだ。
本作の白眉であろう[吉野家]のシーンである。
もしあんな場面に出くわして何も感じない男がいるとしたら、それは男じゃなーい!
そうだ。男は男に生まれるのではない。男になーるのだ!
まさに主人公が男になる感動的で印象に残る場面でした。
と言うわけで、恋愛映画が苦手な私でも本作は絶賛したい。
若干ふざけ過ぎのとこが気にならない訳ではないが、それでもとても気に入った作品なのは確かだ。
きっと恋愛ものはチョットと敬遠しているご同輩にもきっとイケると思います。
少女マンガの映画化のようなテイストではありませんから…。
次第に欲深くなる二人の姿が良かった。
良かった。
SAKEROCK/大人計画の星野源が主役。
そしてドラマ「みんな!エスパーだよ!」で誠実過ぎる演技をしている夏帆がヒロイン。
よくある話と思いきや星野源演じる主人公の無様さが際立ってます。
また単純な純愛モノではなく二人が行き着く先を描いている点も好感が持てました。
職場と実家を往復する健太郎。
感情が無い人間と思いきやヤリ○ン女の噂にドギマギしたり自室で一人格闘ゲームをしたり。
興味は有るが行動に移せない鬱憤が感じられます。
部分的に共感出来るキャラです。
対するヒロインの奈緒子は純真無垢の女性…だけではなく次第に欲が出てくる姿が良かったです。
また清純さと微かな淫靡さも兼ね備えており、そのアンバランスさも素晴らしい。
ドラマ「みんな!エスパーだよ!」に引き続き誠実なスタンスは好感が持てます。
脇を固める平泉成、森山良子、大杉漣、黒木瞳も安定感抜群。
安心して観れると同時に想定以上のトンデモ展開が楽しめます。
オススメです。
『すみませんが、そのお店まで私を連れていってくれませんか?』
典型的なパラサイトシングルの男が、ふとしたきっかけで盲目の女性と恋に落ちる。設定としては、羨ましすぎるベタベタなラブストーリー。主人公も自分のミスを重傷の傷を負うことで解決する辺りエンターテイメント感溢れるが、この映画はなにを言いたかったのだろう、と考えたとき少し物足りなさを感じた。結局、主人公は何もしていないし、根本的には変わっていない。彼にとっての愛情は欲望をぶつけることかな?と思わないでもないが、そこは映画だからまぁいいか(笑)( ´艸`)
夏帆も色気でてきたなぁ~(笑)( ´艸`)個人的にポスト竹内結子と思ってる。
ラブシーンごちそうさん
とにかく、ほっこりする
長ったらしく結果の見えるストーリーでは無く優しい気持ちで見れる映画でした。
途中からの展開は予想外で
この二人の恋愛を取り巻く環境が面白かった
夏帆さんと星野源さんのラブシーンは
エロく感じませんでしたそこもほっこりするというかもっこりするというか...
こんな恋いいなと私は思いました。
夏帆さんと星野源さんのコンビを
もう一度みたいなと思います!
少女マンガ原作の恋愛物もそれなりに好きだけれども、できればこういうリアル系の恋愛物の方がいい。
少女マンガ原作の恋愛物もそれなりに好きなのですが、やっぱり男性の描き方がおかしいのは否めないです。
女性の夢や理想が反映されるので、こんなやついないよ、というようなキャラクターばかり。
でも、この映画の主人公は、いかにも実在しそうな人物なのでよかった。
夏帆さん演じていた役みたいな人が、いるかどうかはよくわからないけど、夏帆さんの演じていた役の、お父さんとお母さんはいかにも実在しそうな人物です。
個人的には、この映画の主人公はふじみの市役所(埼玉県)の職員だし、給料は安いのかもしれないけど、安定しているからけっこういい物件だと思うのですが、当然ですがもっといい条件の人はいくらでもいます。
この映画と設定はかなり違いますが、現実にこんな感じになった人を見たことがあります。
好きなら、親の反対を押し切ってでも結婚すればいいと思うし、通常の映画や小説ならそうなりそうだけど、そうはならなかった。
結局、親に説得されて、別れましょうということになった。
この映画でも、最後はハッピーエンドでもないし、バッドエンドでもない感じになっていた。
訳がわからない感じだけれども、ハッピーエンドにしないところが、現実的でよかったかもしれない。
でも、婚活というのは恐ろしいものです。
とりあえず関係ない者から見ると、地獄の食事みたいに見えます。
無条件で食べさせあえば、とりあえず食べることはできるのに、条件にこだわって相手に食べさせることができないから、結局自分も食べることができない。
どんどん腹が減って、普通のものではとても済まなくなる。
これでは婚活しても、結婚するのは至難です。
昔も条件的なものはあったのだろうけど、ほとんどの人は貧乏で、同じような暮らしだったから、それほどでもなかったような・・・?
一部の金持ちと、大多数の普通の人みたいな社会より、全員貧乏な社会の方がいいかもしれないと思った。
ラストどうなったっけ?
うまくいくこともあれば恥ずかしい失敗もあったり、普段しないような大胆な言動が出てしまうこともある、のが恋愛やな~っておもった。ラストどうなったか忘れてしまったのでもう一度見たい。
奈穂子さーん!!(がばっ) ←ここ笑うところ。
期待していなかったが、予想外に面白かった。自分の中では上位に入りました。
しかし…
残念ながらストーリーが、中二病ってんですか、奥手の男子にの都合がいいように必ず外部、特に女子の方からきっかけのお誘いがあるとか、どんなことをしても嫌がられずポジティブにとらえてもらえるって、そんなご都合主義があるか、とか。
残念ながら夏帆は見えている人の演技で食べ方はこぼれないようにもっと口元まで器をくっつけるもんじゃないのか、とかそもなぜ目の見えない子が髪染めているんだよ、とか。
残念なエッチシーンは2回ともなくても成り立つんじゃないか、その方が品が良くなるとおもいますけれども、とか。
そういう突っ込みどころは要所要所にありありです。
でもそれに目をつぶれるくらい、十分すてきな物語なのですな。
ただこれ、童貞にはお勧めしてはいけないんだろうなぁ。奈穂子が美人だから成り立つ話で、一般にはやっぱりナシでしょう。こじらせちゃうと思うもの。
夏帆、存在するだけで十分に天使。無理にセクシーを目指すこたぁない。
星野源、カエルにとても似ている。素晴らしく似ている。
竹内都子、要るのか?
穂のか、重要なスパイス。だが、浮いてる。浮いてるよ。
大杉漣、ここでいう「障害」はあんただけだ。黒木瞳を嫁に持ちながら、やりちんとはどういうことかっ。
幸せ気分…
人間関係を一切たってきた極度の上がり症の35歳の公務員と盲目のきれいな女性が親が仕組んだ婚活で出会ってお互い惹かれあった、けど、お互いの親はお付合いに猛反対!どうなるの…
そんなドタバタ風ではないけれど、親の気持ちもわかる、子供の気持ちもわかる、どれにも共感出来るいい映画でした。
それぞれがいろいろ否定されながらも、それぞれに救いの話をしっかりつけていて優しい気持ちになれますよ。
主人公2人に加え黒木瞳や森山良子、両父さんも良かった。
ときどき挟む都のおせっかいおばさんもほんわか気分にさせてくれました。
なんか、見終わったあと幸せになれます〜。
ラストも決めつけず、想像に任せられたのも良かった。
幸せなこといろいろ考えちゃいました。
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