「バカやってるシーンは良かった」100回泣くこと テツさんの映画レビュー(感想・評価)
バカやってるシーンは良かった
クリックして本文を読む
観ているときに、同じような闘病を描く恋愛映画として「世界の中心で愛と叫ぶ」を思い出した。「世界の中心で~」を見たときは涙が止まらなかったのを覚えているが、この作品では残念ながら泣けなかった。
大倉忠義と桐谷美玲の2人の演技は結構良いと思ったし、演技が問題ではない。
映画化する上で「記憶喪失」という設定を追加したとのことだが、必要なかったんじゃないかなぁと思った。記憶喪失で~、周りが騙して~、4年も待って~、とかその辺りの描写が尺を取り過ぎていて、肝心の2人の心理的描写が足りず感情移入しにくかったように思える。でも、こういうテーマの映画なので泣ける人は泣けるんだと思う。
私には泣ける映画ではなかったけど、2人がバカやってるシーン(結婚式ごっことか解熱の舞とか)は、個人的には好きだったので、そういうシーンを観て楽しい気分にはなれた。
コメントする