「すばらしかった」バッドタイム 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしかった
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クリスチャン・ベールのクズっぷりとお友達の友情がすごい。イキっているとつい後戻りできないところまで行ってしまう場合があるが、折れる勇気、ダサい自分を受け入れる度量も大切だ。でないと死んでしまう。お友達が死ななくてよかった。
ただ、主人公は戦争でPTSDを患っているので、そこは自分には共感できる資格がない。
どの場面もだいたい全部とても面白かったが、印象深いのは銃を売りに行った先で、買い手のおじさんが突然刺殺されてしまうところだ。お友達は震えていたが、主人公は平常心で興奮して笑っていた。主人公が常に選択肢を間違え続けているところもよかった。
3月後半発売の映画秘宝にコラムを書かせていただいたのでぜひお読みください。
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