マジック・マイクのレビュー・感想・評価
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意外と考えさせられるまじめな映画でした
旦那が「これを見ろ」とレンタルしてきたので見ました(笑)
男のストリップの話だと。ふむふむ。
女が見てキャーッてなる映画なんだろうなと思って見ました。
これ系ははるか昔に「フルモンティ」「ショーガール」を見たことがあります。
肝心のダンスシーンは、ストリップ目的なのでさすがに
露骨でえげつないけど、とてもかっこよく見ごたえがありました。
…腰を痛めたら致命的な気がしますが(^^;)
主人公のマイクがストリッパーでありながらクレバーで、
見ていて好感が持てました。
最後は「うんうん、よかったね、それでいいと思うよ」って声をかけたい終わり方でした。
それに引き換えアダムはアレですが(笑)、まあ彼はまだ若いし
しばらくは好きにやったらいいんじゃないかと思いました。
人生は一回ですからね。
思いっきりやってみたらいいんじゃない?っていう。
ストリップをやる人にも色々事情があったり悩みがあったり、
そりゃそうだよなあと思うけど、改めて人生色々よね、ってしみじみ感じさせられました。
まあこの映画のツカミはエロい男のストリップなのは間違いないと思うので(笑)
特に深く考えず、ストリップ目的で見るのもアリと思います。
意外と中身のある(失礼)マジメな映画でした!
ソダーバーグ^^
ダンスがエロいが凄い。
男のストリップっていう世界がアメリカでは確立してるんだね。
以前、同じテーマで、英国映画で「フルモンティ」っていうのがあったけど、どちらかと言うと「フルモンティ」のほうが好きかも。
流石、ソダーバーグ。
当たり前だけど監督の力量っていうのは、作品に素直に現れる。
このままでは終わりたくない
男性ストリッパーの世界の裏側を描いた注目作。
昨年夏アメリカで公開された時から気になってた作品。
決して男の裸が見たいからとかそんな理由じゃありません!(笑)
監督はソダーバーグだし、旬な俳優が揃ってるし、一風変わった題材だし、興味惹かれない訳ないでしょう!
主演のチャニング・テイタムの実体験が基。
苦労してたんだね。
今やアクション、ラブストーリー、コメディと多ジャンルでヒットを放つ人気スターに。
このテイタムの体験を「映画化しよう」と後押ししたソダーバーグも偉い。
映画は見世物ではなく、青春ドラマの作り。
花形ストリッパーのマイクが若いアダムをスカウトする所から始まり、この二人のドラマがメイン。
マイクはアダムの真面目な姉ブルックと出会い、惹かれ、自分の人生を見つめ直す。
アダムはマイクのサポートで人気者になっていくが、麻薬密売に手を染め…。
題材は異色でも物語はあくまで個人視点、舞台上では華やかでもプライベートではそれぞれ問題や悩みを抱え、夢を持ち…普遍的なドラマは魅力的で取っ付き易い。
マイク役のチャニング・テイタム、アダム役のアレックス・ペティファー、そのイケメン振りと筋肉美はやっぱり無視出来ない。女性の方々、必見!(笑)
そして、クラブのオーナー、ダラスを演じるマシュー・マコノヒー。ちょいワルさと存在感は特筆モノ! オスカーノミネート落選は残念。(その分、「ダラス・バイヤーズクラブ」では是が非でもノミネートを!)
監督ソダーバーグにとっても、ここ最近で最良の作品。
パフォーマンスは勿論、最大の見せ場の一つ。
華麗でセクシーでダイナミック。
特に、テイタムの本場のパフォーマンスは見逃し厳禁。
文の最初の方で“苦労してたね”と書いたが、何も否定する過去ではない。
こういう経験があり、バネにしたからこそ、今がある。
このままでは終わりたくない。
テイタムもそういった意味合いで映画化したんだと思う。
サクセスとエール。
この素材殺し!ニクいね!
ソダーバーグ、動きあるもん撮るのが下手だよな。
「マロニー」の時もG・カラーノもう少し上手く活かしてやれよと思ったもんだが、今回はC・テイタムが気の毒。
すっげえ安い青春映画「ステップ・アップ」のテイタムの方が数倍魅力的。活きのいい素材殺してどうすんの?
ま、映画の出来云々ではなく、ソダーバーグのお友達グループに入る方が出世早そうっていう業界相関図も見え隠れして白ける。
エロも底が浅くて、そういうの真剣に撮ってる人達に失礼だろ。この軽さが身上と言われればそれまでだが。
マコノヒーが…
普通の人の普通の恋愛ドラマとして観れば、普通に楽しめます。
ソダーバーグということで「何か」を求めた人はちょっと物足りないかもしれませんが、「何もない」のが常態化している感もあるソダーバーグなので、またそれも良しってことで。
女優陣3人がなかなか魅力的でそこも良かったです。
あ、あとマシュー・マコノヒーが程よく香ばしいことになっていて…。
「バーレスク」におけるシェール、
「プロデューサーズ」におけるウィル・フェレル、
「ホワイトナイツ」におけるバリシニコフ(さすがにこれは褒め過ぎか…。バリシニコフには敵いません。)
に近い感じで良かったです。
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追記:娯楽テイストの映画にこんなこと言うのも野暮なんだけど…。個人的には、ストリップが舞台ということであれば、ワイズマンのドキュメンタリーの方が断然おもしろかったなあ。(比べても意味ないけど…。すいません。)
軽く幸せに…
アメリカであんなヒットしたのはチャニング人気?それとも男性ストリッパー話が受けたの?
ソダーバーグ監督にしては重くない人生人それぞれな幸せになりましょう映画でした。
けど、つくづくアメリカって実力社会で格差社会なんだって改めて感じました。
ストリッパーのダンスシーンは確かにハイレベルな仕上がりだけどビックリ惹きつけられるほどではなかったな…。
けど、最近よくみるチャニング作品の中では一番彼が輝いている作品でした。
それなりに面白かったです。
ヤバいww
これだけピチピチパンツのムキムキマッチョを凝視できる映画はなかなかないと思います(笑)
日本でも公開予定のようですが、衝動的にDVDを取り寄せて観てしまいました。
英語力がなくてストーリー部分をあまり理解できていないのですが、とにかくショーのシーンが楽しいです。
コスプレのパフォーマンスが特に好きです。
ストーリー把握&大画面で堪能するために、映画館での上映が始まったら必ず観に行きたいと思っています。
期待していたのと違う
感想、「期待していたのと違う」。 今となっては 何を期待したのかさえ うまく思いだせない。
普段の生活から ほとんど無縁の男性ストリッパーのお話。 厚い胸板と鍛え上げられた腹筋、引き締まったお尻で セクシーダンスを披露するイケメン軍団。 プレビューを見てその顔ぶれに 華やかさを感じたのですが、実際に鑑賞すると「もっと呼んだらいいのに… クリス・エバンスとか、ヘムズワース兄弟とか」と 個人的な欲望を口走ってしまいました。
ストリッパーとして満たされた生活を送る マイクはある日出会った青年・アダムを気にかけ仕事(ストリッパー)の世話をする…というのが 始まり。
タイトルにもなっているマジック・マイクを演じた チャニング・テイタム。 ナイス・ボディーに甘いマスク、『ステップ・アップ』でも見せていたハイレベルなダンス。 でもねぇ、細かい演技が苦手のようです。 実生活でストリップの経験があるとの噂も耳にしましたが、舞台上で一番セクシーだったところを見ると 強ち事実なのかも。
マイクに拾われる青年・アダムを演じた アレックス・ぺティファー。年齢設定に ちょっとムリがある落ち着き度、世間知らずで無謀な若者を演じるのは ある意味苦労があったと思います。 彼も演技ではなく外見と(チャニングとの)バランスで選ばれた配役っぽい。 『TIME タイム(2011)』でのチャラ男役もイマイチだったし、一番フィットしていたのは『アイ・アム・ナンバー4(2011)』かな。 そっちで頑張ってほしいです。
その他、なぜか笑われポジションだった マシュー・マコノヒー(たぶん、頑張り過ぎてたからかも、笑)、こちらも笑いを含む配役 ジョー・マンガニエロ(『What to Expect When You’re Expecting (2012)』)、似てると思ったら そうだったのねマット・ボマー(『TIME タイム(2011)』、あの顔とスタイルでゲイなのは 悲しい事実)、マイクの相手・ジョアンナを演じた オリビア・マン(『アイアンマン2(2010)』、意外とスタイル良くて ビックリ)、など 豪華そうでどこか地味な顔触れ。
個人的に注目したのがアダムを誘う女の子・ノーラを演じたライリー・キーオ。 チョイ役なのにその妖艶さとインパクトある演技で バックグラウンドを調べてみると、なんと!エルビス・プレスリーの孫娘さんでした。 これからに期待したい女優さんです。
スティーブン・ソダーバーグ監督の作品というと、時間に焦点を当ててストーリー構成をとる形(『コンテイジョン(2011)』、『オーシャンズ・シリーズ』など)がよく見られますが 本作品は 時間と共に盛り上がりをあえて 切り取るような、観ている途中にジャマされるような 気分。 カメラのアングルを変えてみたシーンでも表現したいことがイマイチつかめず。。。本題に入るまでの前ふりが長く、エンディングも無難に〆てる感じがしました。エンドロールでは おば様たちのブーイングがすごかったです。。。 もっとマイクを見せろという 意味だったのか。。。 同じく不服な気持ちの私自身も「もっと ストリップシーンを期待したのか?」と観終わってから 自問していました。
前半に見どころが多いので、お家で女子会する時のヒマ潰しの一本ならお勧めできると思う3.0。ストリップ劇場を体感するようで恥ずかしいけれど、面白いです。
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