劇場公開日 2013年8月3日

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「期待していたのと違う」マジック・マイク Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0期待していたのと違う

2012年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

感想、「期待していたのと違う」。 今となっては 何を期待したのかさえ うまく思いだせない。

普段の生活から ほとんど無縁の男性ストリッパーのお話。 厚い胸板と鍛え上げられた腹筋、引き締まったお尻で セクシーダンスを披露するイケメン軍団。 プレビューを見てその顔ぶれに 華やかさを感じたのですが、実際に鑑賞すると「もっと呼んだらいいのに… クリス・エバンスとか、ヘムズワース兄弟とか」と 個人的な欲望を口走ってしまいました。

ストリッパーとして満たされた生活を送る マイクはある日出会った青年・アダムを気にかけ仕事(ストリッパー)の世話をする…というのが 始まり。

タイトルにもなっているマジック・マイクを演じた チャニング・テイタム。 ナイス・ボディーに甘いマスク、『ステップ・アップ』でも見せていたハイレベルなダンス。 でもねぇ、細かい演技が苦手のようです。 実生活でストリップの経験があるとの噂も耳にしましたが、舞台上で一番セクシーだったところを見ると 強ち事実なのかも。

マイクに拾われる青年・アダムを演じた アレックス・ぺティファー。年齢設定に ちょっとムリがある落ち着き度、世間知らずで無謀な若者を演じるのは ある意味苦労があったと思います。 彼も演技ではなく外見と(チャニングとの)バランスで選ばれた配役っぽい。 『TIME タイム(2011)』でのチャラ男役もイマイチだったし、一番フィットしていたのは『アイ・アム・ナンバー4(2011)』かな。 そっちで頑張ってほしいです。

その他、なぜか笑われポジションだった マシュー・マコノヒー(たぶん、頑張り過ぎてたからかも、笑)、こちらも笑いを含む配役 ジョー・マンガニエロ(『What to Expect When You’re Expecting (2012)』)、似てると思ったら そうだったのねマット・ボマー(『TIME タイム(2011)』、あの顔とスタイルでゲイなのは 悲しい事実)、マイクの相手・ジョアンナを演じた オリビア・マン(『アイアンマン2(2010)』、意外とスタイル良くて ビックリ)、など 豪華そうでどこか地味な顔触れ。
個人的に注目したのがアダムを誘う女の子・ノーラを演じたライリー・キーオ。 チョイ役なのにその妖艶さとインパクトある演技で バックグラウンドを調べてみると、なんと!エルビス・プレスリーの孫娘さんでした。 これからに期待したい女優さんです。

スティーブン・ソダーバーグ監督の作品というと、時間に焦点を当ててストーリー構成をとる形(『コンテイジョン(2011)』、『オーシャンズ・シリーズ』など)がよく見られますが 本作品は 時間と共に盛り上がりをあえて 切り取るような、観ている途中にジャマされるような 気分。 カメラのアングルを変えてみたシーンでも表現したいことがイマイチつかめず。。。本題に入るまでの前ふりが長く、エンディングも無難に〆てる感じがしました。エンドロールでは おば様たちのブーイングがすごかったです。。。 もっとマイクを見せろという 意味だったのか。。。 同じく不服な気持ちの私自身も「もっと ストリップシーンを期待したのか?」と観終わってから 自問していました。
前半に見どころが多いので、お家で女子会する時のヒマ潰しの一本ならお勧めできると思う3.0。ストリップ劇場を体感するようで恥ずかしいけれど、面白いです。

Blue
Blueさんのコメント
2012年9月22日

lizさん、コメントありがとうございます。劇場で鑑賞しました。本国アメリカでは6月29日にロードショーとなっていますので、もう少ししたら(海外版の)DVDまたはBDが出ると思います。

Blue
lizさんのコメント
2012年9月17日

magic mikeはどこで観ることができるのでしょうか?
もしくはdvdを購入できるところが、ありますか?

liz