俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!のレビュー・感想・評価
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選挙ほど熾烈で醜い争いはない
アメリカ公開されたのが2012年、大統領選の年。
それから4年後、再び大統領選を控える今年にようやく見る事になるとは、何とも奇遇。
失態続きで支持率下降中の下院議員ブレディ。支援者は彼を見切り、地元の有力者の息子ハギンスを新人として擁立。みるみる支持率を上げ、熾烈な選挙戦が勃発…!
ウィル・フェレル&ザック・ガリフィアナキス、日本じゃ人気も知名度も上昇しない2大コメディアン共演の日本劇場未公開コメディだが、なかなか面白かった。
選挙で勝つ為に、あの手この手、とにかく自分をアピール、相手を貶めろ!
コメディだから、その辺かなり過激に。
“パンチ事件”なんて、もうその時点で敗戦決定(笑)
S○X映像のキャンペーンCMとか、オイオイ…。
ドタバタナンセンスにやればやる分、皮肉も効いている。
クリーンにやったって勝ち目ナシ。どれだけ外道になりきれるか。
モラルや家族もないがしろ。
今問題になってる政治と金の問題じゃないけど、結局全ては金と支援者の鶴の一声。
ウィル・フェレル演じる下品な下院議員はひょっとして、過激発言のアノ人を予見…?
でも、どんだけ泥仕合でも、最後は正直さや真摯な姿勢。
いつか必ずボロが出ますよ、桝○さん、ト○○プさん。
ウィル・フェレル・ムービー
長年 ノースカロライナ州の下院議員を務めているキャム・ブラディは 次期選挙を目前に失言や失態の数々を引き起こす。 そんな中 ある人物たちの目論みに踊らされた小さな町のツアーガイドをしている男 マーティ・ハギンズが対抗馬として参戦することになり…というストーリー。
(私が)今年見た作品の中で ワースト・ワンと言っても過言ではないウィル・フェレル・ムービー。 『アザー・ガイズ俺たち踊るハイパー刑事!(2010)』であの暑苦しいデカ顔とウザいギャグを克服できたと思ったのに、本作品で「やっぱりウィルだよ。。。」と落胆。 後半ストーリーをうまくしめようとしたみたいだけれど 心が離れてしまった後ではもう手遅れ。 声色と面白い見た目で笑いを誘うマーティ役のザック・ガリフィアナキスも、『ハングオーバー(2009)』で売れたからって フェレル・ギャグに挑戦するのは尚早だった気がする。。。というか、ブサイクにブサイクという組み合わせは よっぽどキャラクターが面白いか脚本が良いものでないとね、キツい。。。 あと、ベテランの皆さん(ダン・エイクロイドやジョン・リスゴーなど)、息抜きにチープな作品に出演するのは やめてほしいです。
アメリカの選挙事情(や政治家)について知ってると もっと笑えたかもしれない、でも私には合わない1.0。 TV地上波放映を待つのが 賢明です。
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