「頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる」北の零年 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる
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映画「北の零年」(行定勲監督)から。
大好きな女優・吉永小百合さんが
主演女優賞を受賞した映画として、楽しみに鑑賞した。
昨年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で湧いた日本であるが、
この作品は、大政奉還・明治維新後の時代、故郷を追われ、
未開の地である北海道への移住を余儀なくされた武士一家の
苦難の道のりを描いた作品であることを、忘れてはならない。
彼女の姿に見入っていたためか、メモは少なかったけれど、
「生きる力がある限り、夢みる力がある限り」に続けて
「きっと何かが私たちを助けてくれる」が胸に響いた。
リズムが良かったからだろうか、とても印象に残っている。
極寒の中、食べるものにも困っていた北海道の開拓民は、
何を支えに、生きてきたのだろうか、とても気になった。
そんな時、ふとメモしたフレーズが蘇った。
「頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる」
それを信じて、彼らは耐えてきたのかもしれない。
今、私達にできることは、そんな夢見る人たちを
しっかり、そして温かく支援してあげられるシステム、
それが必要なんだろうな、と静かに観終えた。
やはり、彼女は素敵だなぁ・・(笑)
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