キシュ島の物語のレビュー・感想・評価
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『ギリシャ船』、『指輪』、『ドア』。
1.いろいろなものが流れ着く難破船。今日はダンボール(日本の家電メーカーのものが多い)。のんびりとした海辺の暮らしの中、妻の様子が徐々に霊に取り憑かれたようにおかしくなってゆく。
夕陽の海に浮かぶ難破船のシルエットが綺麗。
2.経済的理由から大学進学をあきらめ、キシュ島へ仕事を求めてやってきた18歳の男ハフェズ。海辺の一軒家で孤独と戦いながら、必死に働き金を稼ぐ。妹の結婚のための指輪を買うために・・・「学生よ!しっかり働けよ!」というメッセージだけ。
3.砂漠の中でドアを担いで歩く老人。黒やぎと娘。郵便配達員だけは、番地と名前を頼って手紙を届けに来る。男は何もかも売ってしまって、もはやドアと番地しか残っていなかったのだ・・・それにしても海が綺麗。
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