おばあちゃんの思い出のレビュー・感想・評価
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おばあちゃんの心のあたたかさ
"のび太の太陽王伝説" 併映作。
Amazon Prime Videoで久しぶりの鑑賞。
原作マンガは既読。
原作への肉付けが適切で素晴らしい。のび太が幼い頃に大切にしていたぬいぐるみのくまちゃんをキーアイテムとして、原作よりも深く物語の中で機能させており、時を超えたおばあちゃんとの再会をエモーショナルなものにしていました。
幼い頃のおばあちゃんへの酷い言葉を後悔するのび太のシーンを入れたことで、おばあちゃんが成長したのび太に言う言葉のあたたかさが強調されているのも良かったです。原作に比べセリフが追加され感動レベルが上がっており、涙腺崩壊。
おばあちゃんの愛を目一杯注がれたことも、のび太が心優しい少年に成長した所以のひとつとなっているのは間違い無く、人は家族の愛の結晶なんだなと改めて感じました。
亡くなった祖母を思い出しました。のび太のおばあちゃんが「のびちゃんのおばあちゃんになれて良かった」と感じていたように、私の祖母もそう思ってくれていたことを願うばかり。
思い返せば、のび太ほどでは無いとは思いますが、祖母に酷いことを言ってしまった経験と自覚は少なからずあります。
でももう直接謝ることは叶いません。ですがその後悔があるからこそ、誰かに優しくしようと思えるのかもしれません。
おばあちゃんの温かさに号泣
ずっとのび太の味方で優しいおばあちゃん。
のびちゃんはどんな大人になるんだろう、もっと成長を見たい、的なセリフがあったような気がするが、
今は亡き、とわかっているから、小学5年生ののび太は見れなかったんだなあ…と…。
遠方、末っ子で幼少期に3人亡くなって、
おばあちゃん(おじいちゃんも)との思い出は覚えてないが、
こんな風に思ってくれていたのかなあ。
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