生きている画像のレビュー・感想・評価
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落選の神様
落選の神様・田西は絵のことよりモデルとなってくれた美砂子(花井)と結婚を決意する。「結婚したら、もう門下とは言わない」ときついお言葉。しかし、瓢人は彼を見捨てず、友人に仲人を頼み、彼らを結ばせた。順調に結婚生活も営まれるが、彼女が妊娠し、腎臓が悪くなっていった。落選王とあだ名された田西のところへ美術商がいい値で絵を買い取って、自信をつけた田西。精力的に絵を描き続けるものの、15回目の落選。そして美砂子が出産して、難産の末、亡くなってしまう。名付け親に頼まれた瓢人は子に瓢太と名付けた。
男手ひとつで育て絵を描く田西だったが、彼女の死に顔の美しさをそのまま絵にぶつけ、とうとう特選を取った。
ストーリーはかなり詰め込みすぎ。南原が女に溺れ、先生の絵に手を出したり、寿司屋の親父が瓢人の絵を真似してのめり込む。などと、面白いエピソードもいっぱいなのだが・・・
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