「〽利根の川風袂に入れて、月に棹差す高瀬舟」血斗水滸伝 怒涛の対決 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
〽利根の川風袂に入れて、月に棹差す高瀬舟
幼い頃、じいちゃんに「え〜またチャンバラぁ?!」と毒づいていた時代劇の世界に、いま自分がどっぷりとはまっている。その時TVに出てきた役者たちが、まだ若い。しかも、カッコいい。知恵蔵や右太衛門の現役時代は見ることはなかったが、爺さん姿しか知らない橋蔵や錦之助、富三郎の鯔背っぷりには惚れ惚れした。これじゃあ人気があったのもわかるなあ。
物語は、十一屋の花会、鹿島の棒祭り、大利根の出入りなどを下地にしたストーリーは見応え十分。最後、助五郎が繁蔵に討たれて、あれそれは違うじゃない?てなるけど、まあいいか。どうせ、この映画のために作られたキャラも多数あるしな。
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