「マチ子」穴(1957) Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
マチ子
その名前と羅生門や雨月物語から和装の印象が強いが、彼女のバックグラウンドを考えれば、こういったテイストの方が彼女のホームなんだろう。グラマラスなボディラインと丸みのある顔だちがキュート。それを際立たせるようなフレンチポップのような軽い演出。もはや時代の古さなど一切意味をなさない。斬新さに取り組む普遍性のみが感じられる。
男前過ぎる船越英二はプンプンと香りたつ軽薄さと狡猾さが絶妙で、このテイストにどハマりする。
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