フランキーの宇宙人のレビュー・感想・評価
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人工衛星人
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66年前の未知との遭遇を描いた、SFというより漫画のようなコメディ映画。
UFOも明らかに絵とわかる稚拙な特撮だし、宇宙人と呼ばず人工衛星人などと奇抜な解釈、人工衛星フランキー星の衛星人は皆クローンだから同じ顔と言う設定でフランキー堺さんが何役でも登場、一応主人公は境田栄三(フランキー堺)という天文マニアの煙突掃除人。
異端のロケット科学者木下博士は菅井一郎監督が兼任、木下博士の娘愛子(高友子)とのロマンスも含めて余りにも荒唐無稽なUFOエピソードは全て屋根から落ちた境田の妄想というか気絶中の夢の中の話と逃げています。フランキー堺さんは同年の「幕末太陽傳」でブルーリボン賞主演男優賞を受賞しており喜劇役者として大活躍中、そんなフランキーさんの人気にあやかって作ったのでしょう、チープ過ぎて余り笑えぬ喜劇でした。
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