不滅の熱球のレビュー・感想・評価
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実際の巨人中日戦からはじまるオープニング。
昭和11年。ジャイアンツとタイガース。ノーヒット・ノーランの記録がかかる最終回。背番号14の沢村栄治(池部)が残る3人を相手にする・・・あと一人。藤本監督(笠智衆)が「スキヤキを食おう」と選手をリラックスさせる。大記録を打ち立てても「次の日も出てくれ」と言われるほど労働環境が悪い時代だった。米井優子が来てくれれば必ず勝つ沢村。なんだか微笑ましい。
昭和12年。入営。最後の試合はゆうこさんが来てくれても負けてしまう。そして右腕の負傷。千周生命を断たれたかとも思ったが、昭和14年に帰還して復帰。だけど闘志が失せて、観客にやじられることも多かった。結婚して優子も妊娠。また野球の勘を取り戻し、幸せいっぱいになるはずだった。しかし、二度めの徴兵・・・
史実とはちょっと違うようだけど、戦争により野球という娯楽が失せてしまった悲しい内容。
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