「主人公の男は薄っぺらい」君死に給うことなかれ いやよセブンさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の男は薄っぺらい
戦争末期、主人公(池部良)は入院中の母を看護してくれる女性(司葉子)を愛してしまう。
しかし、親友から妹と結婚してくれと頼まれ、態度がはっきりしない。
看護婦は故郷に広島に帰るが、主人公は追いかけて結婚の約束をする。
主人公は徴兵され、敗戦で引き揚げてくるが、婚約者についてはあきらめていた。
主人公が薄っぺらく見え、これがデビュー作の司葉子の可憐さに釣り合わない。
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