オレンジカウンティのレビュー・感想・評価
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52回読み直してようやく人生の目標がみつかった。
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それ以来毎日書き続けたというショーン(トム・ハンクスの息子)。兄貴ランスは酔っ払いのジャックブラックだ。
勉強しなくても成績優秀だったショーン。スタンフォード大学も楽勝だと教師からお墨付きをもらっていたのに、成績表の取り違えで不合格になった。ガールフレンドに相談すると、同級生のターニャのお祖父さんが大学の理事だということでさっそくアタック。急遽、理事夫妻が彼の家に面接にくることになった。酔っ払いの母親、再婚した認知症の夫、変態の兄貴のおかげで入学は却下。パンツ一丁のジャック・ブラックのはじけ方が最高だ。
色んな手を打ってみても、結局は諦めるしかない。別にスタンフォードじゃなくても道はあるんだと気づくという単純なストーリーながら、小説家スキナー(ケヴィン・クライン)に偶然会ったことで気分が晴れる。偉大な作家の根底には故郷の念が強いものだ。
ラストのハッピーエンドは青春ものだからしょうがないのかもしれないけど、もっと挫折を味わわないといい作家にはなれないだろうな。自分で蹴ったからいいようなものの・・・
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