危うしGメン 暗黒街の野獣

劇場公開日:

解説

渡辺剣次の脚本を、「拳銃を磨く男 あの女を探せ」の伊賀山正光が監督したアクション・ドラマ。撮影は福島宏。

1960年製作/67分/日本
配給:第二東映
劇場公開日:1960年3月1日

ストーリー

やくざ者の玄太と風来坊の竜の二人が脱獄した。入獄前隠した金塊を手に入れるため、二人は金狼街に潜入しバー・リスボンに根拠をかまえた。金狼街のボス風早は乾分の坂本や赤沼を二人にたちむかわせた。しかし竜の拳銃さばきのあざやかさは誰をもそばによせつけなかった。玄太を狙う風早の魔手も竜に妨害されて成功しなかった。貿易商大江の事務所の地下にある金塊を持ち出すため玄太は火を放って騒ぎのスキに目的を達した。が、風早の拳銃が彼を殺した。竜はからくも重囲を脱した。彼は実は荒木という警視庁の刑事であった。手帳から竜が刑事なのを知った風早は赤沼を彼のもとにさしむけ殺害を計った。けれど、実はこれも刑事であった赤沼は、夜の三時に取引があることを秘かに竜に教えて、わざと勝負を敗けた。波止場のゲルト号の甲板で深夜の取引が開かれ、風早をあやつる大ボス大江も姿を現した。金狼街の支配者は彼だった。赤沼やその妹で女給の由美子も彼の出現で危機におちた。だが竜すなわち荒木刑事と、警官隊によって一味はすべてとらえられた。

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