荒い海のレビュー・感想・評価
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南氷洋は荒海
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捕鯨船団が南氷洋に向かいます、南氷洋は強い偏西風と南極環流の影響でまさに荒れ狂う海です。全学連のデモで検挙され大学を停学になった北見洋二(渡哲也)が捕鯨船に乗り込むことで成長してゆく海洋ドラマ。
世界的に捕鯨に対する批判が高まった今日では作れないであろう、迫真の捕鯨シーン、解体シーンを織り込んだ映画。当時でも抵抗感を和らげようとしたのか、火災タンカーの乗組員救助を織り込んでいました。
タイトル通り荒い海ですので漁師も命がけであることは分かりました、真摯な覚悟が無ければ務まりませんね、戦争で弟を失った船長や弟の死に関わる当時の上官の船団長との複雑な因縁、生まれの母と再会を遂げた洋二の友人、克之のエピソードを絡めて大作に仕上げていました。
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