劇場公開日 1964年12月29日

「芸術的作品」怪談(1964) tatechanさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5芸術的作品

2021年12月24日
スマートフォンから投稿

単純

ただ怖くはないし、怪談というより日本の古典という感じ。耳なし芳一の話にしても、話よりも源平の合戦や亡霊の前での琵琶の弾き語りを楽しむことに主眼を置くべきなのだろう。
セットにかなり金がかかっていることはよくわかるし、製作費三億円以上の大半はセットに消えてるのではないだろうか。ロケにしたほうがいいと思える部分も多く、無駄なセット費用が製作プロの倒産を招いたようだ。
雪女で空に描かれた眼は前衛絵画のようだが、意図がちょっとわからない。

tatechan