狐雁一刀流
劇場公開日:1963年5月8日
解説
大屋典一原作「狐雁」を宮川一郎が脚色、「若さま侍捕物帳 お化粧蜘蛛」の松村昌治が監督した剣士もの。撮影は「浪人街の顔役」の山岸長樹。
1963年製作/86分/日本
配給:東映
劇場公開日:1963年5月8日
ストーリー
戦国時代の伊豆大島。島の若者、弥五郎は恋人のおたいを島長の息子に犯された。怒った弥五郎はこれを殺し島抜けを図った。彼は伊東の浜に流れつきおたいと瓜二つの巫子あつに助けられた。三島神社大宮司や後に江戸自斉館道場できたえられて立派な武芸者に成長した。新陰流、柳生石舟斉は弥五郎を将来の敵と見なして執拗なほど弥五郎の動静を追った。そして罠をしかけた。罠とも知らず、おたいらしい娘がいると聞き、弥五郎は京へ向った。京で彼は研師、研彦と知り合った。石舟斉は研彦の世話で弥五郎が仕官してはと長男宗矩に研彦を殺させた。弥五郎は宗矩と戦い、彼の刀を折って柳生一門に屈辱を与えた。三島大社へ戻った弥五郎は、剣の極意を極め、一刀流と命名した。その奉納試合の前夜、弥五郎の前に柳生一門の白刃がせまった、弥五郎は宿敬石舟斉、宗矩親子と対決した。弥五郎の前には新陰流も及ばず、石舟斉は宗矩と共に、柳生庄へ帰って行くのだった。
スタッフ・キャスト
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伊藤弥五郎松方弘樹
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おたい桜町弘子
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あつ桜町弘子
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ます松浦築枝
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伊豆盛和原田甲子郎
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ツル三島ゆり子
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柳生石舟斉進藤英太郎
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柳生宗矩戸浦六宏
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穴吹如玄富田仲次郎
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お吉園千雅子
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鐘巻自斉近衛十四郎
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お勢木村俊恵
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彦兵衛高松錦之助
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のぶ立川さゆり
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兵藤庄左衛門平幹二朗
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重藤剛造瀬川路三郎
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重藤恭蔵尾形伸之介
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法元次兵衛南方英二
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柴崎安之進山波新太郎
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山内明弘有川正治
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諸岡将監大邦一公
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峰多門阿波地大輔
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漁師A兼田好三
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漁師B大城恭
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伊豆の漁師A源八郎
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伊豆の漁師B富家賢次
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弥宣矢奈木邦二郎
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盗賊A木島修次郎
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盗賊B川浪公次郎
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盗賊C小山田良樹
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盗賊D宍戸大全
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盗賊E春日弘
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盗賊F松森幹治
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三島代官鈴木金哉
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下役人佐藤洋
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行商人A伊吹幾太郎
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行商人B高根利夫
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船頭木谷邦臣
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柾木市之丞月形哲之介