「小林旭がカッコいい、「アラモ」っぽいお話し」俺は地獄の部隊長 アンディ・ロビンソンさんの映画レビュー(感想・評価)
小林旭がカッコいい、「アラモ」っぽいお話し
モノクロ映画ではあるが、中々魅せます。
「小林旭ってカッコよかたんだなぁ〜」って思った。
こういう潮流が、チョウ・ユンファのイメージなんかに繋がって行ってる感。
ストーリー的には、主人公が中盤まで破天荒な活躍で単身敵陣に潜入して部下たちを救出したりの見せ場が展開するので、てっきり最後も切り抜けて生き延びるかと思いきや。
直接的な最後の描写は避けているものの、どう考えてもあれで「砦全滅」状態と思います。
要するに「アラモ」の日本版っぽい。
スケールとしては結構な印象なのに、ストーリー展開的にはやや雑というか、ちょっと作りが甘い感じなのが惜しい。
最後の敵の総攻撃に対する、全員での機関銃打ちまくりシーンは当時としては可成りのものかと思われる。
結構、サム・ペキンパーとか、特にジョン・ウーなんかにに影響を与えてそうです。
「ワイルド・バンチ」なんかにその遺伝子が見出せる気がしますね。
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