アカシアの雨がやむときのレビュー・感想・評価
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THEメロドラマ!
同名歌謡曲をモチーフにした、浅丘ルリ子と高橋英樹共演の1963年の日活作品。
青年画家の秀夫は湖でファッションモデルの恵子を助け、二人は想いを抱く。だが、ボートに同乗していたカメラマンだけが溺死し、心中事件とマスコミは騒ぎ立て、恵子は非難を受ける…。
他愛のないメロドラマ。
モデルの仕事にありつけない恵子はショーダンサーとして働くが失敗ばかり、モデルの仕事を紹介すると言った男にあわや犯されそうになる、病弱の母の死…。
秀夫は画家として脚光を浴びるも、ある事件で失明の危機に…。
ヒロインを巡って対立する二人の男…などなど、何処までも型通り。
「愛染かつら」「君の名は」などメロドラマは往年の松竹のお家芸といった感。
なので、この日活メロドラマは新味に欠けた。
若き浅丘ルリ子のしっとりとした美しさは薄幸のヒロインにぴったり。
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