「脱ぎまくり」肉体の門(1977) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
脱ぎまくり
米兵によるレイプを目撃して、「なぜ本土決戦をやらなかったんだ」と嘆く復員兵。生きるために体を売る女たち。荒んだ心を持った者が集まる廃墟。鈴木清順版よりも人物のアップと裸が目立つ。さすが日活だ。したがって女優たちも皆ポルノ女優。
ペニシリンと偽ってヒロポンを売るヤクザや刺青を彫る男。そして金を取らなかったらリンチというシーン。牛を切り裂いて血を飲むという残虐シーン。大写しや絡みが多くてわかりやすいけど、やはり芸術的という言葉からはほど遠かった。
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