伊豆の踊子(1974)のレビュー・感想・評価
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0083 なんで百恵ちゃんがよかったのかな?
1974年 山口百恵主演第1作目 共演はオーディションで選ばれた三浦友和 川端康成原作。 過去若手女優の登竜門だったそうで 田中絹代(1933年!) 美空ひばり(1954年) 鰐淵晴子(1960年) 吉永小百合(1963年) 内藤洋子(1967年) あーそれ以来新作は作られてないのね。 百恵ちゃんがお風呂から飛び出して手を振る シーンと三浦友和と碁を打つところしか 覚えてません。 あー石川さゆりが死にそうなところも何故か 覚えている。 これからも数年百恵ちゃんと付き合うことに なります。 60点 初鑑賞 1975年4月3日 セルシーシアタ
前作の吉永小百合版は見ていません。 三浦友和の絵に描いた様な爽やか...
前作の吉永小百合版は見ていません。 三浦友和の絵に描いた様な爽やかさ。 旅芸人に対しての偏見と地位の低さ、 そして、この映画の最終カットの残酷さ が印象的な映画でした。
百恵版伊豆の踊子。なかなか綺麗にまとまっていた。百恵ちゃんも初々し...
百恵版伊豆の踊子。なかなか綺麗にまとまっていた。百恵ちゃんも初々しくてよい。三浦百和(笑)も若々しい。 旅芸人への偏見、書生はなぜにいい扱い?とか不思議な時代。書生はなぜ金持ち??エンディングショットがすごすぎです(笑) 6度目の映画化ってすごいですね。が、結局誰がヒロインなのかですね。私はやっぱり小百合様(笑)
数か月~数年間の出来事と思っていたら、数日間の事でした
・「伊豆の踊子」は、中学生の頃から知っていました ・原作は読んでいませんが、映画は 1963吉永小百合と、1974山口百恵の2作品観ました ・些細な点で違いはありますが、9分通り同じストーリーです → 原作が同じなので、それは当然ではあります ・それでも、違いを見つけるとしたら、 ①1963年版は、吉永小百合18才で、色気があり、 恋愛感情の表現が良かった気がします 1974年版の山口百恵は15才、少し幼いかな ②1963年版は、「教授が40年前を回想」とか 「下田を出航する日、薫が男に絡まれ、学生に会えない」等 捻った所があります 1974年版は、そういう所がなく、判り易かったです ・なお、山口百恵にとって、初主演映画であり、三浦友和との初共演でした ・この映画の共演をキッカケに交際が始まり、6年後の1980年に結婚します ・縁起の良さでは、1974年版の方が、断然優っています。 ・映画の出来は、良かったと思います。
山口百恵バージョン
2019年12月8日 #伊豆の踊子 (1974年版)鑑賞 #山口百恵 と #三浦友和 バージョンです。 原作を読んだことがなく、他のも見たことがなく、題名しか知らない状態で見たので、淡すぎるエンディングが、え!これで終わり?と思った #美空ひばり #鰐淵晴子 #吉永小百合 #内藤洋子 バージョンを見てみよう! #山口百恵#三浦友和
山口百恵
アイドル映画の元祖のような作品であるが、回りの俳優がいい演技をしているので引き締まった仕上がりである。山口百恵の歌は、最近では神聖化されるくらいに評価されているが、初期の頃はかなり下手である。演技においても、クールな不良の役などでは雰囲気を出しているものの、普通の役柄ではアイドルそのままの雰囲気で、お世辞にも上手い演技とは言えない。 他の俳優では小円遊がスケベなオヤジを怪演していて懐かしさいっぱいでした。
悪くはないのだが踊り子の物悲しさが伝わってこないのは後ろにアイドル...
悪くはないのだが踊り子の物悲しさが伝わってこないのは後ろにアイドル歌手百恵の顔がどうしても見えてしまったからだろうか。石川さゆりが登場した段階でより薄っぺらい映画になってしまった。吉永小百合の伊豆の踊り子と同じ西河監督本人によるリメイク作品とだいぶ後から知ったのだが残念のがら前作には遠く及ばない。
どうしようもないやりきれなさ
総合:75点 ストーリー: 85 キャスト: 70 演出: 70 ビジュアル: 70 音楽: 40 原作を読んだことがないのだが、物悲しいやりきれなさが残る良い物語だった。旅芸人をして生活をする貧困の一家に対する世間の目は厳しく、彼らがいい人たちであるがゆえにその侮蔑が際立つ。彼女は彼が去った後も踊り続ける。刺青をしたやくざものにからまれながらでも、踊らなければ生活が出来ない。それが彼女の生まれながらのさだめ。二人の気持ちは純粋なもので、それだからこそ埋められない社会的地位による溝の深さからくるどうしようもないやりきれなさが残った。 だがこの映画の時代に合わない場面場面に現れる昭和歌謡的な音楽が、大正時代の雰囲気を壊していたように思う。現代的な音楽を使うにしても洗練された時代を感じさせない普遍的なものだったらまだ良かったのだが、これは平成時代にも大正時代にも合わない時代錯誤なものだった。
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