劇場公開日 1974年2月16日

怒れ毒蛇 目撃者を消せのレビュー・感想・評価

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4.0殺人事件と空手とカンフー娯楽作

2023年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シネマヴェーラ渋谷(井上梅次監督特集)にて鑑賞。

コブラ刑事の異名を持つ男(田宮二郎)が、殺人事件の目撃者を殺そうとするワル達から目撃者の女性(奈良富士子)を守りながら、ワルの助っ人の香港カンフー女(!)や日本の空手男とバトルを繰り広げる娯楽作。
コブラ刑事が、やたらと空手が強くて、映画館は爆笑の渦…(笑)

しかし、このコブラ刑事(デカ)の本編での名前が[小村(コムラ)]……笑える(^^)

そして、刑事なのに車の運転が荒く、スピード違反や蛇行運転は、し放題。白バイに止められても、コブラ刑事はスッと[デカ証明書]を見せるとオッケー!

若い時に好きだった女性(山本陽子)にはキス止まり。…山本陽子、綺麗!
目撃者女性を守っている時には、目撃者をおとりにして自分の恩人(山本陽子の父親=警官)を殺した男を呼び寄せようとする。ただ、目撃者女性が(一見つっけんどんな)田宮二郎に惚れるので、二人はキスをする。すると田宮二郎はアッサリと目撃者の元を離れようとするので、女が「なぜ、貴方はキスしてすぐに行っちゃうの?」的な質問をすると、コブラ刑事は「男と女のなりゆき」との一言も笑っちゃう雰囲気だった。

この映画、やたらとカンフー映画っぽくて、台湾映画界の巨匠キン・フー監督の『侠女』などの作品群に観られるようなワイヤー・アクションも見られた。
キン・フー監督の映画から…と言うよりは、本作は1974年の松竹映画なので、1973年に公開されたブルース・リーの『燃えよドラゴン』などのヒットを受けて作られた映画なのかも知れない。

なかなか見られない快作であったが、カラー映画でフィルム状態も良く、とっても楽しい映画であった。

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たいちぃ

2.0わけのわからぬ刑事アクションを作ってしまった

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy