「小森みちこ日活ロマンポルノデビュー作」あんねの子守唄 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
小森みちこ日活ロマンポルノデビュー作
1982年公開作品
にっかつロマンポルノ
Qin AV com で鑑賞
監督は『涙くんさよなら』『青春の海(1967)』『花を喰う蟲』『青春の風』『団地妻 昼下りの情事』の西村昭五郎
監督は他に『あんねの日記』の北畑泰啓
脚本は『あんねの日記』『宇能鴻一郎の濡れて打つ』『ひと夏の出来ごころ』『イヴちゃんの花びら』『部長の愛人 ピンクのストッキング』の木村智美
脚本は他に内藤千穂(桂千穂の別名義か)
粗筋
隣に住む売春主婦で友人の政美がバイト中に娘である赤ん坊マミを預かり子守りをするみやは勤め先の上司で妻帯者の松岡と不倫中
同郷の隣人の寺山や政美の客のアキラとも肉体関係を持つ
小森みちこ
81年に解散した渡辺プロ所属の3人組アイドルグループ『トライアングル』のメンバー
解散後俳優に転身
いわき市出身
本名森光子
そのままの名前で芸能界デビュー
某大御所俳優と同姓同名
あっちは芸名で本名は村上美津なんだけど
強気な渡辺プロ
男なら光とつけるつもりも女だから光子にしたらしい
女でも光で良いじゃん
映画タイトルは小森みちこと子守唄をかけているのか
なぜタイトルはあんねなのか意味不明
ならばせめて主人公の名前をあんねにしないと
登場キャラどいつもこいつも性に奔放
どいつもこいつもろくでなし
それがいい
だってポルノ映画だから
だって人間だもの
吉沢由起のパーマがオバサンっぽい
配役
釧路出身の広告デザイナーのみやに小森みちこ
みやの隣に住む元ストリッパーで子持ちの売春主婦の政美に渡辺とく子
松岡の妻で前妻から略奪し今ではみやに嫉妬の炎を燃やすチサ子に吉沢由起
みやの隣人で同郷の寺山勝夫に趙方豪
みやの勤め先の上司で不倫相手の松岡考造に宇南山宏
寺山の悪友の牧田三郎に堂下勝行
政美の客のアキラに佐藤卓二
みやの同僚の広告デザイナーの星野信彦に草薙良一
ホステス風の女に森みどり
「北海」のママに吉川遊土
医者に相原巨典