監督がアンリ=ジョルジュ・クルーゾーで
脚本がクルーゾーとステーマン(原作者)
「六人の最後の者」と同様にウェンスとミラを
ピエール・フレネーとスージー・デレラが演じている
二人とも更にキャラが強烈になっているような…
ウェンスが神父に扮して説教をたれている処などは
フレネーの舞台人としての姿も彷彿とさせる
彼が潜入するミモザ館!の住人もアクが強い
台詞も面白いし、テンポも良い
監督の研ぎ澄まされた神経みたいなものも感じられる
占領下でのコンチネンタル・フィルムズの映画だが
監督のナチス的なものに対する皮肉が見え隠れしていた