世界一週
解説
お伽噺めいた本筋に、所々事件を絡ませて、主役を順々に世界の旅に導いて居る。無声。
イタリア
原題または英題:Tour of the World by a Parisian Regamuffin
ストーリー
何時か世界漫遊をしたいと心に願って居たパリの貧乏靴屋の母無し子フリクェットは遂にマルセーユから船室給仕となって航海に出たが、アフリカで原住民の為に捕らえられ、船長ベルナールと又以前から此処に捕らえられて居たランペリオール医師と三人で種々と苦労を重ねた。その中に或る奴隷売買の行商隊隊長に助けられたがフリクェットの乗った船は恐るべき海賊船であった。一方ランペリオールとベルナールの乗った船は此の海賊船を追いつつある軍艦エクレアー号であった。此れからフリクェットは海賊の秘密を握り、やがてエクレアー号上で二人と再会し、あくまでも海賊の悪事撲滅の為に、ニューヨーク、サンフランシスコ、上海と追跡し思わず宿望の世界漫遊を遂げたのである。
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スタッフ・キャスト
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