「恋愛映画の古典」邂逅(めぐりあい) Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛映画の古典
ストーリーは言わずもがな。
シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演二人の大人の魅力が前面に表れている脚本の成熟度。男の祖母が恋のキューピット役で加わるところが、宗教的色彩と道徳的価値観があり脚本の厚みになっている。アイリーン・ダンと孤児院の子供たちとのシーンの、少年がダンのベットの前で音程を取る仕草が可笑しい。大人の男女の会話の妙味を味わう戦前アメリカ映画の佳作。
コメントする