生まれる権利

劇場公開日:

解説

ウォルター・ディグルマンの原作を、デイヴィッド・ベクスラーが脚色、A・フォードとF・マターが監督した。撮影は「ハスラー」のオイゲン・シャフタン、音楽はロバート・ブランが担当した。医学顧問はハンス・ワイス。製作は、「山河遥かなり」のラザール・ベクスラー。出演は、タデウツ・ロニッキ、ルネ・デルトゲン、マルグリート・ニューハウス、フレッド・タナー、ヴェラ・ジェシイ等。ドイツ・スイス合作作品。

1969年製作/83分/西ドイツ・スイス・アメリカ合作
原題または英題:The Right to Be Born
配給:松竹/コロムビア
劇場公開日:1969年10月22日

ストーリー

スイス・チューリッヒのある産婦人科医院。ここにはさまざまな妊婦たちが、やって来ていた。開業医ディーナー博士(ルネ・デルトゲン)に紹介されてきたクレイナー夫人(マルグリート・ニューハウス)もその1人。彼女は経済的な理由で子供を産めないと、医院の部長マウラー博士(タデウツ・ロニッキ)に相談したが彼は、法律をたてにとり、クレイナー夫人を帰してしまった。そのため彼女は、ウィスナー・アルベルト(セップ・ズーガー)というもぐり医者の不完全な手術を受け志望した。このことから警察によって、さまざまなもぐり医者による手術の悲劇が明るみに出された。その頃マウラー博士は、社会的制約の多い病院勤めをやめ、金持ち相手の開業医になろうと決心していた。がその決心も、アースラ(ヴェラ・ジェシー)という娘の困難な手術に成功し、瀕死の彼女を救ったことから崩れ、病院で仕事を続けようと思うのだった。

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