マリー・アントワネットの生涯のレビュー・感想・評価
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籠の中の〈華美な浪費家の鳥〉みたいな…
30年代映画だけど 美術/衣装が贅沢
それでやっぱり製作費が高騰してしまい
白黒になった映画
衣装のエイドリアンの頑張りも感じられ
〈頭に鳥籠〉結構可愛かったです
飢えた国民には怒髪天ものですね…
彼はシアラーの目の色に合わせて衣装を染めたり
様々な色の配慮もしていたらしいので
やっぱりテクニカラーで観たかった!
ラブシーンでも ついアントワネットの
ヘアスタイルの方に視線が…
さすがに冒頭の少女時代には無理がありましたが
年を重ねるにつれシアラーは
それなりに馴染んでいったような…?
終盤では女優魂も感じられました
ツヴァイクのアントワネットの伝記がもとらしいのですが
あの有名な(彼女が言っていない)台詞
「パンがなければケーキを食べれば」はありませんでした
陰謀を巡らしたオルレアン公は
それを暗示するかのように不気味メイク!
厚塗り=仮面 というような意味もあるのでしょうか?
(フリーメイソンにもなったのね)
ハート型みたいな つけぼくろも…
遊び人でもあるからかな?
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