暴風征服者

解説

チャールズ・ガーノン氏の小説をエドワード・T・ロウ・ジュニア氏が脚色し「発明の栄冠」「大北の怪異」等と同じくエドワード・スローマン氏が監督したもので主役は「義賊ラッフルズ」「風に逆らいて」等主演のハウス・ピータース氏が演じ「大台風」「悪魔の花園」等出演のレス・クリフォード嬢、ルー・テリジュン氏の評判の新妻で初お目見えのニナ・ロマノ嬢、同じく新進のレイ・ホーラー氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:The Storm Breaker

ストーリー

ノヴァ・スコチア半島付近の小島にジョン・ストロングは母と弟ニールと養い子のジュディスと楽しく暮らしていた。彼は身体も意志も強い男で行く末はジュディスと夫婦になるものと人も思っていた。或日彼は所用あって半島の方に旅行しふと立ち寄った書籍店の美しい娘リゼットに思いを懸け、例の強い意志で彼女を征服し妻として小島に連れ帰る。彼の家族も人々も驚いた。けれどもリゼットはジョンの妻として適当な女ではなかった。彼女は弟ニールと親しみ二人は深い恋に陥ちた。やがて気付いたジョンの驚きと悲しみ。ニールが暴風に遭い命も危機に迫った時ジョンは救おうとしなかった。しかしリゼットの嘆願を斥け得ず弟を救った。彼は愛に失敗し自分に失望して家を出た。しかし始終変わりなくジョンを愛していたジュディスは彼がやがて自分の許に帰って来ることを確く信じて疑わなかった。

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