臍茶モンパリ

解説

「荒療治一手引受」「闘争の熱血」に出演したアル・クック氏とキット・ガード氏とが共演する長編喜劇で、ルイス・A・サレッキー氏の原作をジェフ・モフィット氏が脚色しアーヴィット・イー・ギルストム氏が監督したものである。助演者は「俺は新兵」「荒原の勝利者」のルイズ・ローレン嬢、「巨人征服」のジョン・エースン氏、レオ・ホワイト氏等。

1927年製作/アメリカ
原題または英題:Legionnaires in Paris

ストーリー

呑気なヤンキーのアル・ジルチとキット・ドレイクとは欧州大戦に出征しフランス戦線でめぐり合ってからは兄弟も及ばぬ位仲が良くなって、どこへ行っても2人は離れたことはなかった。休戦条約が締結され、賞与金を貰った日2人はパリの街を飲み廻って浮れ歩いたが、アパッシュの悪企みに引掛って、人殺しの濡衣を着せられたと思い込んで、有り金をすっかり巻きあげられた揚句、ほうぼうの態で米国へ帰ったのであった。そして故郷の小さい町でホットドックの屋台店を共同経営していたが、ある時2人は町の在郷軍人会から選挙されてパリで開かれる軍人会議に出席することとなった。2人の写真を見たフランスのデュプレ将軍はかつて戦場で命を助けて貰った恩を忘れず、アルとキットにレジオン・ドヌール勲章を贈ろうとベルトゥウ大尉をして出迎えに行かせた。ところが大尉と一緒に大男の憲兵が来たので、2人は昔の殺人の疑惑が未だ晴れないことと思って逃げまわった。逃げながらも2人は大尉の娘アネットとガビーとに惚れ込み、色々の滑稽を演じた末、勲章と花嫁とを貰って米国へ帰ることが出来た。

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