劇場公開日 1975年11月15日

ブルーエンゼルのレビュー・感想・評価

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3.5公開当時に劇場の大スクリーンで鑑賞した、コレ観た人は殆ど居なかろう作品

2024年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波

公開当時に新宿プラザ劇場のD150方式大スクリーンで鑑賞した。
本当の原題は『Threshold: The Blue Angels Experience』(閾値: ブルーエンジェルス体験)の様である。

当時こんなものを他の映画と同じ料金払ってまで観たいと思う物好きは居らず、大劇場は文字どうり殆どカラッポの、貸切状態での鑑賞となった。

ブルーエンジェルスの、見たことも無いような命がけの様に思える技には度肝を抜かれた。
『トップ・ガン』のような時代が来るまでは、このような映像を大画面で観る機会など、後にも先にもまず無かったろう。

ストーリー性があるわけでは無いので、ある意味、地味な印象の作品ではある。
主題歌がカッコ良かったので、当時サントラのシングル盤を買い、気に入って聴いていた。
B面曲も挿入歌で、その名前から元モンキーズのマイク・ネスミスによるものだと分かった(確かにあの声だ)。

参考までに、ナレーションはあの俳優のレスリー・ニールセン氏という事。
『ポセイドン・アドベンチャー』の3年後で、まだコメディ系で才能を開花させる時期には大分遠い。

そしてそれから11年後の1986年12月、同じ新宿プラザ劇場のD150方式大スクリーンで『トップ・ガン』を鑑賞する日がやって来るとは。
同じ劇場で、打って変わってまさに満員御礼状態の、立ち見まで出ていたその盛況ぶりは感慨深いものがあった......

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アンディ・ロビンソン