「人は誰でも 多い少ないは別として ある一点では狂っている ~ ラドヤード・キップリング」王になろうとした男 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
人は誰でも 多い少ないは別として ある一点では狂っている ~ ラドヤード・キップリング
取り憑かれた男達に惹かれる ジョン・ヒューストン監督の1975年米/英映画
ラドヤード・キップリング原作(1888)で モデルは ジョサイア・ハーラン他、らしい
英領インド帝国の地区長官に「英国に帰れ」と言われ 「英国に帰り 何をするのだ… 」と反論するドレイボット(コネリー)とカーネハン(ケイン)が面白い
偶然も作用して ドレイボットは王になるが、美女との結婚式でボロが出る
飼い慣らされない男達が カフィリスタンの人々を飼い慣らそうとして 失敗する
統治には人心掌握が必要であり その為の現地文化の理解が必須だった
(最新式の銃と戦争だけでは 駄目ね)
失敗したが 野望と一つの支配へのパターンが描かれていて面白かった
フリーメイソンも登場
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