八十万年後の世界へ タイム・マシンのレビュー・感想・評価
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安心して観ていたが…
タイムマシンを作った男
友人たちに馬鹿にされ、寂しいし悔しい
数日後、友人たちがまた集まり、そこへボロボロな姿の男が入ってきて、
タイムマシンに乗り、未来へ行った話をする
無事に現代に戻ってくるのを分かった上で観ているので、
ハラハラするシーン、ドキドキするシーンも安心して観ていたが、
ラストシーンが…
50年以上も前の映画なので、オーイ!!ってツッコミどころ満載
でも、面白かったです。
是非特典映像付きのDVDでごらん下さい
米国の円谷英二とも言えるジョージ・パルの名作
宇宙戦争と合わせて、本作のふたつは最低観ていななければ、SFファンと名乗るのは恥ずかしい事です
それほどの古典中の古典
とか偉そうに上から目線で言ってますが、遥か大昔に観たきりで、何もかもすっかり忘れ果てていました
今回改めて観ての気づきがありました
イーロイの食事場所が何となく、日本の丸いちゃぶ台です
茶色の座布団も引いてあります
ヒロインのウイーナが正座したりします
モーロックのビジュアルは、これ青鬼です
角付けたらそのものです
地下世界は地獄の絵巻物じゃないですか
美術には中国名の人物があります
特典映像のメイキングでもその中国系の人物が登場しています
日系人は参加していないようです
でも日本的なモチーフがあるのは確かです
びっくりしたのは、本作エンディンの続きがDVD のその特典映像のメイキングの中に含まれていました
主人公があの後33年振りに戻ってくるのです
何故33年?
その特典映像が作られたのが33年後の1993年だからです
主人公を演じたロッド・テイラーが、それなりに老人となり、その特典映像の司会をしながら、当時友人役をしていた役者を呼んで、一度紛失されたタイムマシンのセットを見つけ出して完全修復してそれで短い劇を演じてくれるのです!
これは見ものです
本編の味わいと余韻がより深くなることと思います
是非特典映像付きのDVDでごらん下さい
1895年のH.Gウェルズの小説「タイムマシン」が原作。この時代に...
1895年のH.Gウェルズの小説「タイムマシン」が原作。この時代にこれだけの先見性と科学的視点があったウェルズの天才的な凄さに驚嘆。ただの冒険映画に終わらずいろいろな社会問題、人間の本質、死生観が詰まっていてる映画だった。特撮もよく出来ていてる。
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