西部の乙女

解説

「女市長」等と同じくアイリーン・パーシー主演のフォックス映画で、W・E・スペンサーの原作、ジョン・モンタギューの脚色で、俳優として名声のあるフィロ・マッカローが監督をしている。パーシーの対手には古いフォックス映画に数多く出演したウィリアム・スコットが出演する。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:Maid of the West

ストーリー

西部テキサスに育った女ベティは父の遺言でニューヨークなる叔母セヂウィック夫人のもとへ来て暮らさねばならなくなったが、彼女の恋人なる飛行家のバート・クラグネアーは彼女の傍らにいたいため飛行機に乗ってニューヨークへ来て、セヂウィック夫人の家に自動車運転手として住み込んだが、この家へ首飾りを盗むつもりで悪人共が下男下女に変装して入り込んできた。首飾り紛失の際その疑いはバートにかかったが、ベティの機知で真の悪人は捕えられる。やがてバートの飛行機に乗って、西部の乙女ベティはテキサス指して帰って行った。

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