懦夫奮起せば

解説

米国の文豪として有名なブース・ターキントン氏(「危険なる処女時代」「ボーケール」等の原作者)の原作になる「マグノーリア」Magnoliaをウォルター・ウッズ氏が脚色し「駅馬車(1925)」「ハリウッド」「男子改造」等と同じくジェームズ・クルーズ氏が監督した喜活劇で主役は「社交界の誘惑」「湖畔の思い出」等出演のアーネスト・トーレンス氏「女に安全な男」「ボー・ブラムメル」等出演のメアリー・アスター嬢「荒野の放浪者」等出演のノア・ビアリー氏等で、その他フィリス・ヘイヴァー嬢、カーメン・フィリップス嬢、レイモンド・ナイ氏等が出演する。南北戦争以前に時代をとえい、クルーズ氏一流の痛快な喜劇が展げられる。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Fighting Coward

ストーリー

トム・ラムフォードは東部で教育を受けた男で、南部の父の家へ帰って来た後、許婚エヴィラの事でパッタースンと決闘するのを拒んだので、卑怯物として家を追われ、他の町へ来てオルランド・ジャクスンという有名な侠客と知り合いになり、彼から如何にして男らしい男になるかを教わる。彼は程なくしてプレーク大佐として恐れられるような凶猛な男となり、故郷へ帰って来て昔自分を苦しめたパッタースン兄弟に痛快な復讐をして、彼を変わらず恋していたルーシーと結婚し、窮境に陥っていた父を救う事ができた。

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