ジャバの東

解説

「可愛いマーカちゃん」「新世紀」のチャールズ・ピックフォードが主演する映画で、ガヴァナー・モリス作の冒険小説をポール・ペレスとジェームズ・アシュモア・クリールマンが協力して改作し、「アダムと踊り子」と同じくクリールマンが脚色し、「ボルネオの東」「強力犯」のジョージ・メルフォードが監督に当たり、「世界大洪水」のノーバート・プロディンが撮影した。助演は「青春の頬杖」のエリザベス・ヤング、「怪特急列車」のフランク・アルバートソン、「深夜の星」のレスリー・フェントン及び「結婚の夜」のシグ・ルーマンである。

1935年製作/アメリカ
原題または英題:East Java

ストーリー

米人レッド・バワースはある罪状を持つ所より東アフリカの英領の某港内に潜伏中、官憲の捜索厳しきを悟り、ワン・ボウを船長とする貨物船「海龍号」を買収し、船中に身をかくした。同船にはアンと呼ぶ若い婦人と曲馬団に使う数頭の猛獣を管理中の米国商人ラリイとが乗り合わしていた。航海中、彼ら3人は近しくなったが、アンはラリイとよく語り合った。船長ワン・ボウはバワースが5万弗懸賞金付きのお尋ね者で抑留命令の無電に接したが、バワースは拳銃を擬して船長を脅迫した。折柄暴風が起こって船は難破し、バワースはアン、ラリイ及び船員達と共にある無人島に漂着した。が、あるいは、飢餓のために倒れ、あるいは猛獣の犠牲となり、バワース、アン、ラリイのみが残った。バワースは船から連れてきた鳥を利用し、足に通信を結び付けて放し、一行の救助を当てもなく頼んだ。折りよくこれを発見した飛行機が飛来したとき、ライオンに襲われてバワース達は危険に瀕していた。バワースは野に火を放って血路開いたが、彼は重傷をおって倒れ、ラリイとアンは救助されて幸福の帰途に着いた。

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