「クーパーがチャーミング」真珠の頚飾 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
クーパーがチャーミング
1936年米映画で独映画のリメイク
監督はフランク・ボーゼイギ
製作にはルビッチの名前が…
(監督の仕事に口をはさんだかも?)
詐欺女マデリン(ディートリッヒ)と
アメリカ人エンジニアのトム(クーパー)のラブコメ
女が首飾りをだまし取る場面は見せ場
宝石店には白いドレスの優雅な金持ちマダム風で登場
精神科医の処には黒っぽいドレスで相談に訪れる
ディートリッヒなら騙されてしまう
ホテルに訪ねてきたトムを迎える場面でも
瞬く間にファムファタール的ポーズを決める(笑)
女優も詐欺師、映画は虚業と
からかわれながら教えられている気も
なんか女優の引き立て役みたいに思っていた
クーパーがこの映画ではディートリッヒに負けず
いきいきとしていて魅力的でした
「アメリカは大きい」とか言っている
ルビッチは35年にナチスにドイツ市民権を剥奪
36年に米国の市民権を獲得していますね
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