エルム街の悪夢(1984)のレビュー・感想・評価
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夢の中の殺人者①眠る事が怖くなる・・・
夢の中で殺されるという新機軸で展開する本作。人生のほぼ1/3が、睡眠時間ということで、逃げ場の無い恐怖感がヒシヒシと伝わってくる。
古い映画ではありますが、何回観ても楽しめる、自分のなかでは、ホラー映画で3本の指には入るほど、大好きな一本です。
とにかく、この作品の血の量が半端じゃない。どこから出るのってくらいに、滝のように赤い液が流れます。
フレディ・クルーガーっていうキャラクターもまた魅力的。手袋に装着したかぎ爪で、若者を傷つけていくっていうアイデアが、良いですね。配管なんかを擦ってあのキキキキ~~っていう不快な音を鳴らす。耳障りなんですがその不快さがホラーとでもいいましょうか。
そして、主役の女性、ヘザー・ランゲンカンプがお気に入りです。入浴中に襲われるなんて、まさにホラーの醍醐味じゃないでしょうか!
80年代を代表するホラー映画の名作です。
フレディ・クルーガー様‼️
フレディ・クルーガー‼️フェドーラ帽に縞模様のセーター、全身焼けただれた皮膚に鉄の爪‼️眠っている人の夢の中に登場し、笑い声をあげながら人々を血祭りにあげていく‼️夢の中で殺された人は現実でも命を落とす‼️「13日の金曜日」のジェイソン、「ハロウィン」のマイケル・マイヤーズという名物殺人鬼が既に登場していたのですが、フレディは全く新しくタイプの殺人鬼で、殺しの技、登場方法、すべてが完璧‼️悪夢という文字通り観ている者の夢の中に入ってくるような、本当に恐ろしいキャラクターだった‼️夜、目を閉じた後に何が起こるか分からないという、カール・グスタフ・ユング流の恐怖だと何かの批評で読みましたが、まったくその通りで、ウェス・クレイヴン監督のセンスにただただ脱帽‼️ヒロインのナンシーの入浴中に湯船から鉄の爪が出現するシーンは本当にドキドキしました‼️それだけに乱発された続編やリメイク作でフレディがただ単にジョークのネタになり下がってしまったのは残念・・・
芸術的なホラーの名作
タイトルだけ知ってて、話の内容は知らない有名な映画の一例でした。「13日の金曜日」などに並ぶ名作ホラーの一作で、気になってはいたもののなかなか見る機会ってないものです。でも実際見てみたら、こういった昔の映画もたまにはいいですね。殺人鬼の映画っていくつもありますが、その元祖ともいえる作品ですから、40年近く経っても色あせないホラー映画だと思います。
エルム街の悪夢といえば、フレディ。世界的に有名な殺人鬼ですね。事前知識が大きなかぎ爪があるってことだけだったので、実際のフレディの姿を見て少しギョッとしました。結構気持ち悪いというか、恐ろしい姿してるんですね。どこでも現れる感じなので、亡霊的なキャラでしょうか(その辺よくわかってない)。でも、世界的に有名になった所以が見てこそわかる気がします。アメリカがよく作ってる、よくわからないB級殺人鬼映画とは違うんですもん。話は単純だけど、フレディ自体生々しくて、スプラッターそのものなので、ザ・殺人鬼映画を体現してます。当時の技術でよくここまでの映画に仕立て上げたなという感じです。フレディが迫ってくる、怖いジワジワ感もいいですね。それにしても最初に一人殺されてからが怖かった...。
次は「13日の金曜日」を見てみたいですね。エルム街の悪夢とどう違うのか見ものです。
【”夢の中に、殺人鬼だった右腕に4本の刃の指を持った焼けただれた顔のフレディ・クルーガーがやって来る。”成程、この作品がシリーズ化されて行った原点何だね!】
ー 1984年公開作品なので、ジョニー・デップを始め、出演陣は当然若く、且つフレディ・クルーガーの造形なども、近年のホラーを見ていると大きな驚きはない。
だが、今作が後年に与えた影響は大きく、それを見過ごしてはイケナイと思う。-
■エルム街に暮らす女子高生ナンシーの親友ティナが、顔の焼けただれた鉤爪の男フレディが現れる夢を見るように。
やがて、夢のなかで襲われた彼女はフレディの鉤爪により、絶命してしまう。
他の友人もフレディの悪夢に悩まされ、ナンシーも夢のなかで彼と対峙することになる。
◆感想
・序盤は、”こんなものかな。。”と思いながら観賞。今から40年近い前の作品であるしな、と思っていたら後半の展開はナカナカであった。
・殺人鬼だったフレディ・クルーガーが裁判で罰せられることなく、世に出てきた際に、ナンシーの母親達が、彼に行った行為。
ー この辺りを、もう少し詳細に描いてくれていると更に重みが増した感があるが、それは言わずもがなであろう。-
<ともかく、このシリーズの原点であり、当時はショッキングな作品であったからこそ、近年の”ソウ”シリーズ同様に、何作も続編が作られたのだろう。
その功績は、素直に認めたい作品である。>
古典ホラーの金字塔、エモい、エモいぞ🥺。眠りに落ちると、殺人鬼フレ...
古典ホラーの金字塔、エモい、エモいぞ🥺。眠りに落ちると、殺人鬼フレディが襲いかかってくる恐怖😱。夢と現実の境目が曖昧なアイデアは素晴らしい👏が、なんたる理不尽さ。若き日のジョニー・デップ、デビューも見所の一つだけど、あまりの風貌の違いに誰?状態に陥いること必至です
80年代古典ホラーの匂いが心地よい。
夢の中限定で現れる殺人鬼フレディ。
【寝ると殺される】という絶妙にシビアな設定が面白い。
今見れば非常にチープで笑っちゃうが、嫌いになれない80年代ホラーの定番。
シリーズは全9作。ジョニーデップ脇役での映画デビュー作。(2011/10/24)
不条理でコッテリ
昔、本当にビビりながら観たものです。
今観ると、80年代らしいというかイキがいい。
ヒロインの女子高生の、無茶な果敢さが良いです。奇妙に明るさもあって、思いがけずとても楽しめました。
不条理でコッテリ。フレディが強烈、恐いです。
フレディ・クルーガー初登場
ウェス・クレイヴン監督・脚本。
悪夢を自在に操る殺人鬼フレディ・クルーガーが
登場するシリーズ第一弾です。
高校生のナンシーは毎夜鉤爪を付けた謎の男に
襲われる悪夢を見ていました。
夢の中で負ったはずの傷が現実でも残っていることに
気づいたナンシーは、
自分の命を守るため夢の中の男と対決する事を決意します。
あのジョニー・デップの初出演作です。
悪夢の中で殺人鬼に襲われるというアイデアが秀逸ですね。
夢の中の住人であるフレディをどうやって倒すのか?
その辺の展開が見所です。
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