「ドンパチでたくさん死んだなあ」L.A.コンフィデンシャル ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
ドンパチでたくさん死んだなあ
個性のとがった警官たちがドンパチさながら最後は悪玉を倒す。
その悪玉が内部の人間。
今なら、良くありそうなストーリーかも。
その警官たちを若かりしラッセル・クロウ、ケビン・スペイシー、ガイ・ピアースが演じているがどれもはまり役のように映る。
モーテルにおびき出されて絶体絶命の時、エドが「父親のようになりたかった」と言ったとき、バドが「なれるさ。殉職だろ」 と言うシーンがあるがこのごに及んで其れが言える余裕に思わず笑ってしまった。
この映画で唯一、笑ったシーンかも。
ドンパチの結果、うまく収まるがエドは昇進、バドは美人娼婦とアリゾナへ。
なんとも言えない結末だった。
バドは生きてただけ儲けものかも。
1950年代のアメリカもまだ、舗装されていない道路があり、出てくる車のでかさやstyleは当時のアメリカを彷彿とさせる。
その当時でないと描写できない表現もあるのでは。
いずれにしてもあんなに簡単に銃で人を殺せるアメリカ。其れは今も変わってなさそうで、それもどうなん?!
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