「伏線回収が見事」L.A.コンフィデンシャル どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線回収が見事
1997年の作品。
舞台は1953年のロサンゼルス、軽く時代劇。
美しさの裏側を惜しげもなく描いてくれている作品。
『ローマの休日』を観ているシーンがある。『下妻物語』(2004年邦画)でも『ローマの休日』を観ているシーンがある。時代の象徴としても使えて、映画が好きな人も喜ぶシチュエーションだと思う。
今作はトイレも登場していた。小物やファッションや景観等も その時代のものを揃え、生活水準や慣習も考慮し、インフラに関することまでリアルに再現しているのは見どころ。
美人な娼婦を演じるキム・ベイシンガーが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのラクス・クラインのように存在感があった。
頭脳派の刑事と熱血漢の刑事のコンビが クライマックスを盛り上げてくれて、エンドクレジット中の映像で伏線を回収していて見事であった。
コメントする