劇場公開日 1998年7月18日

「伏線回収が見事」L.A.コンフィデンシャル どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0伏線回収が見事

2024年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 1997年の作品。
 舞台は1953年のロサンゼルス、軽く時代劇。
 美しさの裏側を惜しげもなく描いてくれている作品。

 『ローマの休日』を観ているシーンがある。『下妻物語』(2004年邦画)でも『ローマの休日』を観ているシーンがある。時代の象徴としても使えて、映画が好きな人も喜ぶシチュエーションだと思う。

 今作はトイレも登場していた。小物やファッションや景観等も その時代のものを揃え、生活水準や慣習も考慮し、インフラに関することまでリアルに再現しているのは見どころ。

 美人な娼婦を演じるキム・ベイシンガーが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのラクス・クラインのように存在感があった。

 頭脳派の刑事と熱血漢の刑事のコンビが クライマックスを盛り上げてくれて、エンドクレジット中の映像で伏線を回収していて見事であった。

どん・Giovanni
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